さてさてサイドバッグの立花レーシング仕様計画の続きやけど、いろいろ考えてみた。

1.外装塗装したのと同じキャンディレッド(塗料残ってるし)で、プラサフから塗る。
→バッグが柔軟な素材なので、たわむと塗装が割れて剥がれる。
→みっともない。

2.カッティングシートを白色の上に赤色を重ねて貼る。(赤だけ貼ると下地の黒が勝って赤が発色しない、と思った。)
→風雨に晒されてると剥がれてきそうやし、紫外線で硬化してパリパリ割れそう
→貼り直しがめんどくさい。
→みっともない。

3.赤色の革を切り出してボンドで貼る。
→やはり剥がれたり、紫外線で退色したりしそう。
→みっともない。



いい案が浮かばない。
そんな時はいろんなとこに出かけて物色してみよう。
何か思い浮かぶかも?

ダイソーやホームセンターを2,3件くまなく店内をブラつく。

と目に入ってきたのが「染めQ」なるモノ。
知っていたがその存在をすっかり忘れてて、しかも使った事が無かったんで、全く発想から外れていた。

「そか、コレがあったか!」
確かカバンや靴も染められる、とかやったな。ほな狙い通りやん⁈
容量サイズや値段もお手頃やし、一番小さいサイズの缶を買ってみる。

でもホントにキレイに塗れるのか?発色するのか?少々の不安を抱えながら…。
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早速マスキング開始。
「ラインがキレイに切り出せねぇ」
「カッターで傷だらけにしたくねぇ」
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何とかラインを切り出した後、全体を新聞紙でマスキング。
早速「ベースコート」なるものを塗ってみる。
下地が濃いと乗せる色の発色が悪くなる為サフェース処理するのが基本。
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白やなくて象牙色みたいな感じやね。
少しずつ重ねて乗せていくように吹き付けていく。
乾くのが早い。
せっかちな俺にはありがたい。

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で赤色。
新聞紙に試し吹きしてみる。
と確かに染み込んでる。
やっぱり「塗る」やなくて「染める」んやねんなぁ。
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1回目を吹き付ける。
赤色、というよりピンク色。
自分の狙った発色になるかどうか、塗装で最初に不安になるところ。
ましてや初めて使用する「染めQ」。
まだ少しこの商品を疑ってる。



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塗りあがりました。
マスキングの隙間から染料が染み込んでないか、キレイにラインが出ているか、不安で不安でサッサとマスキングを剥いでいった。

塗装でこのマスキングの除去作業する時が一番ドキドキするよな。
塗装面を指で押してバッグをたわませてみる。
全然剥がれそうな気配なし!
ありがとう染めQ‼︎
今後も何かの機会でお世話になる事間違いなし。

当初の構想通り「立花レーシング」のステッカーをば…。



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ジャーン!完成。
頭に描いたイメージ通り。
早速ZX14のトコに持ってってあてがう。
ええやんええやん!
後はフィッティング方法を考えるだけ。
高速でかっ飛ぶ(法定速度で)事も多いから風圧や振動に負けないようにしっかり装着しないとね。
走行中に飛んでったらシャレならん。