身内用のXを更新するのは辞めたのだけど、
たまにはこういう形で日々考えている事や生存報告を。
相当長いので興味のある方だけ読んでくれ。
あっという間にもう4月も終わる。
花見がしてぇしてぇと言いながら結局今年も散歩の途中にふらっと近くに寄って写真を撮るくらいしかできなかった。
春は仕事が忙しい時期なのもあって毎年こんなもんである。
(メンバーよ、来年以降またいつか花見酒でもしないか。スケジュールなら何とかする。)
どこかで見かけてハッとしたんだけれど、
桜は年に一回だから、仮に寿命を80とするなら見られるのはあと49回。
こう数えるとなんだ49回も見られるのかと思うかもしれないが、例えば親の年齢で計算してみればあと19回とかになる。
そう考えると時間というものはやはり有限なのだなと思う。
大事にしなければいけない。
この3年ほどは私のマインド的な方でのアップデートが止まらない。
ずーーーっと轟々と速度を上げてアップデートし続けている。
これは多分環境だとか、出会いだとかそういうものからだろう。
結婚を考えていた相手との別れ、そこからバンドをまたやり始めた事、あとは実家の家族の事とか、仲良くしてくれていた友人の結婚転居とか。(女性なので特にね)
まぁなんかそういう色々。
基本的には病みやすい性質である事は多分そうそう簡単に変わらないんだけど、以前に比べれば幾分か冷静に自己分析して立て直しがきくようにはなったと思う。
(自己分析=こうして文章化したり曲にしたり)
それでも駄目な時は駄目だけどね。
そういう時は大人しく引きこもる。
この2ヶ月程は正直ずっと沈んだりちょっと浮いたりまた沈んだりを繰り返したりしている。
あまり無闇にピーピーギャーギャーもしたくなかったのでXを更新するのをやめた。
一旦黙って籠もって自問自答をする事にした。
普段夜勤をしているのもあって昼間寝る前とか世界にひとりになったみたいな気がする時あるんですよね。
当然みんな仕事してる時間帯ですから。
好きでやってる仕事だし自分で選択した道なので別に文句も無いんだけど、コンディションが悪い時だとか油断すると要らぬことを考えそうになる時は多々ある。
まぁ人間なんてどこまで行っても何してても孤独だと思えば孤独ですしそうじゃないと思えばそうじゃない。
私には心配しあえる親も好きな友人も音楽っていう居場所もあるから恵まれたもんです。
ただこんなんでもアップデートしてるな、という感覚だけは確実にある。
正直、鬱で音楽を辞めてからまた音楽で受け入れてもらえる自信無かったんですよ。
どんなにコンディションが悪い時だったとは言え自分で分かるくらい当時は駄目でしたから。笑
若くて尖っていたのも相まってそらもう暴れん坊の大怪獣ですよ。
死ぬほど迷惑も掛けたでしょう。というか掛けました。
それはもう詫びても詫びきれぬ過去です。
それが驚くことに今また音楽をするようになってめちゃくちゃ受け入れてもらえる上に何ならちゃんと尊重して頂いたりしてしまってて。
自分としては全然そんな器じゃないと思ってるんですが、「今」を見てくれる人の温かさに触れております。
感謝しきれない。
で、そういう人達に今何が出来るかと言うとね、
音楽で返すこと。
ステージでやって見せること。
そういう気持ちを持ってやってる。
そうしてこの2、3年やってきて確実にそれを認めてもらえてるなと思える時が今は幾度となくあって。
昔よりパワーアップしてると言ってもらえる事も増えた。
若いうちに売れて分かりやすく成功して、というのは確かに目立つし誰にでも出来る事じゃない凄い事。
でも遠回りでも鬱で死にかけてた数年間のブランクがあっても、私にはその時間が必要だったんだろうなと思う。
その期間の苦しみが無ければ今歌っているような事は歌えなかっただろうなと思います。
救いになるかは分からないけど、同じように日々生きるか死ぬかで苦しんできた人達に少しでも届くなら。
それが今も日々生きるか死ぬかで苦しんでる自分への救済でもあるんだろうね。
今はとにかく目の前にあるやるべき事やりたい事に真っ当に取り組んでいこうと思い、自分としてはかなりアグレッシブに心が動いている。
分かりやすく目に見える変化ではないかもしれませんが、前進している。
こんなに振り切って好きな事だけをしているの、多分今までの人生でもあんまり無かった。
こわい気持ちも全く無い訳ではないけれど、この先が何であれ今一緒に闘ってくれてる人達の信頼に報いたい。
だから真摯に自分の人生を背負う。
もう少し歯を食いしばって生きてみようと思います。