パンフレットに漫画を描かせていただいた劇団昴さんの「暗いところで待ち合わせ」

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15日に無事千秋楽を迎えられたようです。
私は11日と14日に観に行かせていただきました。
ちょっとだけお芝居と関わったことがある身、
あの空間の緊張感とワクワク感は何度味わっても良いもの。
それが極上の作品であれば尚更。

以前にも書きましたが、原作は小説で映画化もされた作品。
ファンが一番気になるのは「原作と違う~」とか「こうじゃないんだけどな~」ということだろう。
ご安心を。その類の心配は全くナシでした!
それどころか、原作では書かれていなかった部分が、まったく違和感なく(元からあったパズルのピースをあわせたかのように)書き込まれていて、より一層深く染みこんでくる作品になっていました。
それだけ言うと「そうなんだ~」と思われるだけかもしれないが、
その「膨らんだ部分」のすごさが、本当にすごいのだ!
脚色された方が「乙一さんならどうするか」と考えたものではなく、
「彼女ならどうするか・自分ならどうするか」とキャラクターの部分と自分の部分をうまく融合させて生まれたものだから。
彼女は女優さん・声優さんでもあるので、「キャラを作る」ことをとても大切にしている。
一度は原作と喧嘩したような状態にあり(乙一さんとではなく、作品自体とね)、
しばらく寝かせていたともおっしゃっていた。

そうしてできた秋之さんの脚本を、これまた緻密に繊細に大胆に、光や動きを使って寺十さんによって演出され、坂本弘道さんのチェロの生演奏と音響効果のダブル使いの音楽が重なり、(また音響のヴォリュームがベストなんだな!)
音・光・言葉・人間、全てが最高の舞台になっていた。
なんだろう、一言で言うと「完成度の高い」舞台だった。
私が言うのもおこがましいけど…。
なに一つ欠けてるものがなかったのだ。


そんな思いを抱いて、うちうちの打ち上げに参加させていただいたものだから、
原作の乙一さん、演出の寺十吾さん、脚本の秋之桜子さんという恐れ多い顔ぶれの中で、
興奮状態であれやこれやと感想を喋くってしまった…。
あああああ、今思い出しても自己嫌悪…。
みなさますみませんでした。
これまたおこがましく似顔絵にサインを入れてお渡ししたら、
ご本人と一緒に写真まで撮っていただいて、なんたる幸せ!!
ERにはまりまくった15年前の自分と乙一さんにはまった10年前の自分に教えてあげたかった!


あまりに興奮して何喋ったかわからないし、幸せ過ぎて舞い上がって、
終電なんてどうでも良くて、スパにでも泊まろうと思っていたら、
なぜか寺十さんにお誘いを受け、7人ほどで新宿へ移動。
しりあがり寿さん主催の新宿ロフトでの新年会ライブにお邪魔。
入店した時、ちょうど安斉肇さんが「ハッピーニュウイヤアアア」と歌ってらっしゃいました。
そしてしりあがり先生にご紹介いただき、ご挨拶。
流星課長が大好きだった自分に教えてあげたい!(そんなんばっか)
さくっとおいとましようと思ったのだが、
「シークレットだけど、これから松尾スズキがでるよー」と情報をいただいたので、
そのまま残ることに。
客席もドラマでお見かけする女優さん、アーティストの方、大手劇団の役者さん、俳優さんなどがいっぱい。
どっちもステージって感じ…。
そして岡村ちゃんの「イケナイコトカイ」が流れ、口パクで松尾スズキさんが熱唱。
ロングシュートの2曲だて。
大好きな曲!!自分的に大盛り上がり!!

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このプログラム(メニュー)を見たら、90年代の人間は「ぎゃあああ」となること間違いナシ。


もっといたかったのだが、始発で三浦に帰らなくては行けなかったので、近所のスパ(ス、スパですよ!ササササウナじゃないですよ!女ひとりでねえ?そんなねえ?(汗)←嘘つき)でお風呂に入り、大仮眠室で2時間ほど仮眠。
(我ながら天晴れ。韓国のチムチルバンで鍛えただけのことはあるわ)


4時半に起きて、まだ半分しか開いてない新宿駅とまだ空に浮かんでいる月を見ながら、
帰途につきました。
ちょっとだけ寝たのに、まだ夜の続きみたいで、身体がふわふわ。でも意識は異様にしっかりしてる。
身体の中からいろんなものがあふれてくる感じ。
なんだって描ける、なんだって作れる、というあの感じ。
いわゆる脳内ナントカってやつですね。アブナーーー(笑)


久しぶりに味わいました。


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朝7時、無事に三浦海岸到着。
そのまま仕事場に行き、いつも通り厩務をして、午前中は海で仕事して、午後はクラブの餅つき大会。
夕方からまた東京へ。
お台場zeppでKANちゃんのライブ。
これまた完成度の高いステージ。
今までだしたアルバムから、必ず一曲やるということで、古い曲をたくさんやって、
聴きながら一瞬でその時代に戻っていた。
主に会社でデザイナーをやっていた時代。
その頃の仲間達が浮かんだり、上司に怒られ苦い気持ちなった時を思い出したり、
心の中はなんともめまぐるしい。
80年代の終わりから90年代。
漫画家としてデビューする前と、デビューして駆け抜けていた時代。


なんだかいろいろ初心にかえった2日間。


ちょうど次の作品にとりかかる時なので、モチベーションが上がりまくった。



いろいろやりたいことも出てきた。



さあ、腰と気持ちを落ち着けて、創作を始めよう!






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