ALK肺腺癌（Stage-Ⅳ）のグッピーブログ

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21Mar
- ローブレナ540日　遂に再発です　翌日3回目のワクチン接種しました
  久しぶりです。みなさん、こんにちは。今日で、ローブレナ540日目です。しかし、残念なことに、3月4日のPET-CT検査、3月8日外来診断により、再発が確認されました。気管支に近い処のリンパに、くっきりと小さい丸いものが見えました。その他に、右肺下あたりの胸膜転移や肺門部リンパへの転移がみられました。昨年の夏以降に、胸水が増加して、遂に、右肺を全部、つぶしてしまいました。毎日、一日中、夜も昼も、酸素の吸入が必要です。マーカーのKL-6 値が、まだ３４７なのでちょっと様子をみることになりました。というわけで、ローブレナは、まだ継続しています。3月9日前2回と同じクリニックで、前回と同じファイザー社のワクチンを接種してきました。殆ど何も副作用はありませんでした。注射の針が刺さった腕の近傍が痛みを感じた程度です。2，3日で治ったと思います。Good Luck and Happy for all　少しでも明るく元気に過ごせますように！
11Aug
- ロルラチニブ316日目　　2回目のコロナワクチンを接種してきた
  8月7日　　朝10時30分、1回目と同じクリニックで、　　　　　　 2回目のコロナワクチンを接種した。　　　　　　　今度は年配の医者が担当した。　　　　　　　簡単な問診をして、左肩に深く針を差し込んだ。　　　　　　　肩の内部でチクｰッと痛みが来たが、針を抜くと痛みは消えた。　　　　　　　第１回目の接種の際に、副反応がきついから、熱が出たら早めにカロナールを　　　　　　　　　　　　　飲むことを、若い医者から勧められた。　　　　　　　この話をしたら、”あなたは年寄りだから、熱はあまり出ませんよ”と言われた。8月8日　朝の体温37.4℃、昼37.6℃　　　　　　早速、予防のために、カロナール1錠（500mg）服用した。　　　　　　一日中、無理をしないようにした。　　　　　　8月9日　朝の体温37.9℃　　　　　　カロナール1錠、　　　　　　体の感覚がいつもと違う。　　　　　　やる気が弱くなっている。　　　　　　咳をしたくなる月10日　朝の体温36.8℃　　　　　　カロナールを飲んだら、体と頭がすっきりした。8月11日　朝の体温36.6℃　　　　　　朝スッキリ目覚めた。どうやら、短期での副反応は、微熱と倦怠感で済みそうです。　　　　　　　　　　　
12Jul
- ローブレナ286日　　コロナワクチン接種してきた
  7月10日（土）朝、近くのクリニックで、ファイザー製のワクチンを接種してもらった。受付で、簡単な問診をして、しばらく待合室で待つと、名前を呼ばれた。タイマーを渡されて、ワクチンを摂取した後、15分間が経過するまでこの場で待つことを指示された。診察室には、若い先生が椅子に座って、注射の後で腕をもまない事、今晩お風呂に入って良いこと、副反応は軽いことを説明された。二回目の接種では副作用が大きく出ること、発熱と体の痛み、インフルエンザの症状で2日間は寝込んだ、ということを説明された。いざ、注射！針が皮膚の中を通過したが、全く痛みは感じなかった。良かった。最近は夜ぐっすり寝ているが、夜中の12時半と3時半に目が覚めたので、これはワクチン接種の影響だと思う。7月11日（日）注射した左肩が、触らなければ感じないが、抑えると筋肉に痛みを感じる。7月12日（月）抑えると少し痛い。ワクチンの副反応は、私の場合、とても軽かったと言える。
12Apr
- ロルラチニブ195日目
  2月12日（金）定期検査マーカーのKL6値は、2月から正常範囲に入った。再び正常値に入るまでに1年5か月かかった。長かったけど、嬉しかった！3月12日（金）　病院の定期検査3月7日で、とりあえず、第一目標の、肺がん生存満3年を達成した。分子標的薬は、有難いね。ローブレナ、よく頑張ってくれた、ありがとう。胸水が、なかなか下がらないので、500ｍL抜いてもらった。3日間くらいは、右脇腹に痛みや違和感を感じたが、それ以後は、呼吸が楽になった。やっぱり、胸水を抜いてよかった。パルスオキシメーターの酸素濃度も、少し上がった。、95％、96％の数値が出やすくなった。4月9日（金）、病院の定期検査びっくりした、胸水が、以前よりも増えていた。再発の可能性あり、か？CT検査で確認の予定
- ロルラチニブ、未治療ALK陽性肺がんへの適応拡大を申請（記事転載）
  ロルラチニブ、未治療ALK陽性肺がんへの適応拡大を申請2020年12月15日17:50　ファイザーは本日（12月15日）、第三世代ALK阻害薬ロルラチニブの製造販売承認事項一部変更承認申請を厚生労働省に行ったことを発表した。同薬は2018年9月に、「ALKチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性または不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」の効能・効果で製造販売承認を取得しているが、今回の申請はこれまでの適応症であるALK陽性肺がんのセカンドライン治療に加え、ファーストライン治療薬としても使用できることを目的としており、CROWN試験の結果等に基づくもの。時代は、変わって行く
30Dec
- ローブレナ92日目
  12月25日に、病院の定期検査に、行ってきた。12月の2回目の検査だったので、腫瘍マーカーは測定されず、値は更新されなかった。残念でした。12月の、CYFRAの値が、1.7（9月）⇒1.8（11月）⇒2.3（12月）のように、上昇気味なのは、ちょっと気になる。I TCPの値は、6.6H（9月）⇒9.1H（10月）⇒12.9H（11月）⇒12.1H（12月）11月をピークに12月で少し下がったようだ。このまま下がってほしい。頑張れローブレナ医者から、骨転移進行の予防のために、ランマークをするように言われている。ランマークをすると歯ぐきの弱いところが壊疽を起こすので、それを予防するために、義歯を入れる。義歯を入れるためには、少しだけど、ぐらついている歯を2本抜きなさい、という。歯を抜くのが嫌で、様子を見ている。歯科医の先生にはI TCPが上昇したら、ランマークをすると伝えてある。12月は、もう少し様子を見ることにした。大丈夫かな？頑張ってほしい、ローブレナ
10Dec
- 「ピアサポート」に行って、元気をもらってきた
  2日前に、病院内の「ピアサポート」に行って、元気をもらってきた。化学療法で寛解した、肺腺がんステージ４の患者さんの話を聞いて、勇気づけられた。10年前に、肺腺がんステージ４、胸水が肺の３分の2まであった患者さん。当時、3歳の子供を持つお母さん。遺伝子検査が、まだなかったので、検査なしで、化学療法。副作用は、相当きつかった、とのこと、でも、3歳の子供のことを考えたら、負けられない。治療の事、ネガテイブの事は考えず、ひたすら、明るいこと、希望のある事、ポジテイブの事、だけを考えた、という。34回の化学療法（シスプラチン＋アバスチン）で、がん細胞が縮小・消滅3年間の治療を経て、寛解した。以後6年間、投薬無しで、再発無し。なんと、すばらしいこと！奇跡かもしれないが、こんなこともあるんだね。こんな体験談を聞いて、私も勇気をもらった。体も心も軽くなった。皆さんも、元気に、なれますように！
07Dec
- ロルラチニブ69日　病院に行ってきた
  3日前に、定期検査に行ってきた。しばらく体調が良くて、ガンであることを忘れてしまうほどであったが、1週間ほど前から、背中や胸に、違和感やチクチク感がやってきた。なので、検査結果が気になっていた。X線検査で、胸水は、なかなか減らないことがわかった。抜くべきか、抜かないでおくか、思案した結果、そのままにした。注目のマーカーKL-6 は、前回の832から、717まで、115下がった。ロルラチニブは、効いているが、前回よりも、下がり方が鈍くなっている。ちょっと心配です。あぁ、長く効いてほしい、ローブレナ。CEAは５から４に下がって正常値になった。ありがとう、ローブレナ。椎骨と仙骨も転移して、マーカー ICTP値が少しずつ上がっている。　　9月/6.6、　　10月/9.1、　　11月/12.9余り、嬉しくないね。そろそろランマークを始めるように、医者に言われている。その為に、口腔外科にかかって、歯の手入れをしている。ローブレナ、長く効いてほしい、ローブレナ
25Nov
- ロルラチニブ耐性 ALK肺癌を克服する可能性（記事）
  ロルラチニブに耐性を持ったALK肺がんに有効な薬がある記事を見つけたので、一部を抜粋しました。まだ、動物実験と細胞実験の結果の様ですが、少し希望が広がりました。がんの薬剤耐性と克服の可能性―ALK阻害薬と免疫チェックポイント阻害薬の耐性機構研究監修：がん研究会がん化学療法センター基礎研究部部長　片山量平先生(2019.4　取材・文：柄川昭彦)ロルラチニブ耐性にクリゾチニブとアレクチニブ　ロルラチニブは2018年に承認されたばかりの新しい薬で、ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんに対し、ALK阻害薬として2次治療以降に使用することが可能です。　ロルラチニブはアレクチニブをはじめとするALK阻害薬に耐性化した場合でも一定の有効性が見られることが証明されています。　しかし、1次治療でアレクチニブを使用し、耐性化したため2次治療でロルラチニブを使用した患者さんが、ロルラチニブに対しても耐性化した場合、次にどのような治療を行えばよいかは、まだ明らかにされていません。これは臨床上重要な問題です。　この問題に関して、私も携わった米国の臨床試験で重要な発見がありました。クリゾチニブに耐性化を示した患者さんにロルラチニブを使用していたところ、ロルラチニブに対する耐性が生じ、耐性化したがん細胞を調べると、ALK融合たんぱく質の薬剤結合部位に重複変異が起きていたのです。そして、この患者さんにもう一度クリゾチニブを投与したところ、これが有効だったということが報告されたのです。　この臨床報告を元にして、ロルラチニブ耐性重複変異をもつがん細胞を使い、実験を行うことにしました。クリゾチニブの濃度を数段階に変えた中で、ロルラチニブに耐性化したがん細胞を培養し、濃度によってがん細胞の生存率がどのように変わるかを調べたのです。　クリゾチニブが効くがん細胞であれば、クリゾチニブの濃度が高くなるほど、がん細胞の生存率が下がるはずです。　実験の結果、ロルラチニブ耐性重複変異をもつがん細胞のうち、L1198F変異が加わった重複変異体は、クリゾチニブに対して感受性を示すことがわかりました。　特に「I1171N＋L1256F」重複変異がある場合、アレクチニブが非常によく効くようになることもわかりました。　アレクチニブに対しては、耐性ができるようになる前よりも、もっと感受性が高まることが明らかになったのです。ロルラチニブ耐性の一部には第1/2世代のALK阻害薬が有効　さらに調べると、ロルラチニブ耐性重複変異をもつがん細胞に対しては、クリゾチニブだけでなく、第1世代、第2世代のいずれかのALK阻害薬が有効であることがわかりました。　「G1202R」変異や「I1171N」変異があると、アレクチニブに耐性を示すわけですが、これらの変異にさらに変異が加わった重複変異に対しては、既存のALK阻害薬が有効な例が散見されたのです（図3参照）。　ALK阻害薬が効かないものもありました。　「G1202R＋L1196M」重複変異があるロルラチニブ耐性がん細胞には、すべてのALK阻害薬が効きませんでした。そこで、ALK阻害薬以外の薬剤を探す必要があったため、標的のはっきりしている化合物を集めた約300の薬剤ライブラリーを用いて、「G1202R＋L1196M」重複変異のあるがん細胞に有効性を発揮する薬剤を探しました。　それぞれの薬剤を数段階の濃度で含む培地を作り、そこで「G1202R＋L1196M」重複変異をもつがん細胞と正常細胞を培養します。薬として使用できる化合物は、正常細胞の生存率は下がらないのに、濃度が高くなるほどがん細胞の生存率が低くなる物質です。そういう物質が2つ見つかりました。　１つは、慢性骨髄性白血病の原因たんぱく質であるBCR-ABLを標的とするAG-957という薬剤です。もう1つは、AG-957の構造類縁体であるアダフォスチン（Adaphostin）という薬剤です。この２つの薬剤は、「G1202R＋L1196M」重複変異があるロルラチニブ耐性のがんに有効であると考えられます。ただ、AG-975も、アダフォスチンも、途中で開発がストップしている薬剤なので、実験では使用できますが、現在の段階では臨床で利用することはできません。図3　ALK重複変異と克服薬の可能性
06Nov
- ロルラチニブ38日目　定期検査に行ってきた。
  病院に行ってきた。マーカーKL-6値が、2週間前値（947）より、少し下がった。　　　　９４７→83２　　これを計算すると、　　　ΔKL6＝115/１4日 ≒8.2/日　　　毎日、これだけのKL6が、減少していたことになる。とりあえず朗報だ！ありがとう。アレセンサと同じくらいに、良く効く薬だね。足のむくみが、ひどいね。足のふくらはぎから下が腫れている。畳やベッドの上で、足を上げると少し楽になった気がする。コレステロール値は、クレステロール2.5mgで、正常値になった。いつまでも　効いてほしい　ローブレナ
02Nov
- 少し副作用がでたかな？
  昨夜は、ちょっと大失敗であった。ローブレナを、朝と夜の2回飲んでしまった。いつもは、朝食後に、ローブレナ１００mg１錠、夕食後に、クレスト―ル2.5mg１錠、を飲むことになっていた。忘れやすいので、妻が隣で、薬を確認することになっている。夕べは、食事中に電話があり、妻のの甥が急に亡くなった、という。2週間前に、体調がおかしいと言って病院で診察を受けたら、急性白血病とのこと。10月15日から、抗がん剤治療を開始、2日ほど前に、体調不良を訴えて、クモ膜下出血を起こし、そのまま亡くなってしまった、と言うのである。まだ38歳という若さで、今まで元気な人が、突然に逝ってしまうなんて、ありえない。合掌びっくり仰天して、葬儀の準備など、天手古舞をしている間に、薬を飲むことを忘れてしまった。夜の10時過ぎに、慌てて飲んだら、ローブレナだった。病院に連絡して、ローブレナを飲む時間を、12時間ずらして、夕食後に飲むことにした。看護婦さんとの会話で、舌が思うように回らない、どこか、他人が話しているような感じがする。今朝、起きたら、いつもより体が重く、ふらつきが大きい。ローブレナの副作用の影響がでているのかなぁ？ローブレナ、効いてほしい、少しでもながーく効いてほしい。
28Oct
- ロルラチニブ 29日目
  ロルラチニブ服用して29日経過です。頭のフラツキ、体の痛みや違和感も、少なくなりました。体調も安定しており、ロルラチニブが効いて、改善に向かっていると思います。課題は、足のむくみとLDL（悪玉コレステロール）値です。23日より、クレストール25mgを処方してもらいました。自己努力で、朝と夕に30分ずつの散歩を始めました。次回の定期検査で、LDL値が下がるかどうか、試験してみます。胸水も高く、ゆっくりと上昇しています。ロルラチニブが、永く効いてくれることを願っています。
24Oct
- 初めての化学療法（回想）
  今日は、化学療法の事を思い出している。今年の3月、アレセンサの効果が弱くなってきたので、主治医の判断で、化学療法に移行した。化学療法では、カルボプラチン＋アリムタの点滴をおこなった。（私の年齢を考慮して、アバスチンを除外して二剤処方されたとのこと）点滴後の２～３日頃までは、体調変化は、ほとんど何も起こらず、普通に過ごしていた。その後、便秘、体重増、ふくらはぎの浮腫みに気づいた。吐き気は無かった。6日後頃、突然に、胸の中央右寄りあたりにドシーンと重い衝撃を受けた。この時、あっ、毒にやられた、と直感したと言うか確認のような気持であった。その後、胸に痛みを感じ、痛みが徐々に左方向に移動した。食欲も空腹感もあるのだが、みぞおちのあたりに圧迫感があって、食事がのどを通らない。但し、ぶどう、パイナップル、キイウイ、いちご、オレンジ、リンゴ、レタス、キャベツ、新鮮野菜は、美味しくて最高だった。食べ物が命をつくることを実感した。新鮮野菜やフルーツの細胞が、体の中に下渡、命を修復してくれると実感した。肉魚は、まあまあ美味しく食べられる。ごはんと葉野菜の煮物が喉を通らない。空腹だけど、全く食べられない日が3日ほど続き、点滴で水分補給を受けた。このとき、体重が５ｋｇ位減った。！結局カルボプラチン＋アリムタ点滴（3回繰り返し）アリムタ＋アバスチン点滴（2回繰り返し）の治療を受けた。結果は、マーカーKL-6の緩やかな低下～横ばい状態となり、腫瘍は、部分的に縮小したが、再発、転移、憎悪もみられた。顕著な改善は見られなかった。胸水穿刺を行った際に、気胸を発生したので、治療を休止することになった。化学療法は、体力勝負だと思った。結構ワイルドな世界だと思う。科学は、まだ未熟なのだ、もっと進化が必要なんだ、とも思った。
23Oct
- 定期検査に行ってきた
  定期検査に行ってきた。良い結果　10日前と比べて、KL-6が、順調に低下している。　　　ΔKL‐6 =130u/ｍL、　（1070u/ｍL → 940u/ｍL）　ロルラチニブが効いているようだ、との診断。良くない結果　10日前と比べて、LDL（悪玉コレステロール）値が、基準を超えた。　　　　159 mg/dl → 182 mg/dl　　これは、ロルナチニブの副作用、　クレストール2.5mgが処方された。　昨日、呼吸困難に陥ったが、今日は反対に、胸が軽くなり、すっきりして、呼吸も軽い。今日一日に、感謝しよう。
22Oct
- ロルラチニブ 23日目
  ロルラチニブ、100mg服用して、23日目です。体調は、ほぼ良好ですが、ちょっと気掛かりなことが、ありました。早朝、妻が目を覚ました時、私の呼吸が浅く、殆ど、息をしていない状態でした。私はややパニックになっていた。呼吸をしているのですが、十分に空気を吸い込めない。胸が重くて、空気が入り込めない状態でした。肺が硬くなっているのか、呼吸をしても、横隔膜が、少ししか動かない。思えば、この数日間、胸に鉄板が入っているみたいに、硬く感じていた。会話をしていると、途中で空気が足りなくなって、声を絞り出していた。これは一大事と思い、妻のかけ声で、深呼吸のエクササイズ。１、２（吸）　１、２、３、４（吐）、　１、２（吸）　１、２、３、４（吐）、ついでに、近くの小学校まで、早朝ウオーキング。やっと、胸のあたりが軽くなってきた。運動不足か、それともロルラチニブの副作用か、どうか？明日の、病院の定期検査で、聞いてみよう。
21Oct
- アレセンサの不思議
  アレセンサは良く効いた。1週間目には、脇の下のリンパの腫れが、無くなった。半年後には、全てのマーカー値が正常値になった。胸水も殆ど消えた。その頃は、病院に行くのが嬉しかったね。副作用は、便秘と皮膚の荒れが時々、くらいだったかな。腎臓機能が、時々、低下したことがある。なぜか、14か月後に、マーカー（KL-6）値が、少しずつ上がり始めた。先生は、大丈夫、まだ大丈夫、と言う。僕は、心の中で、いつも思っていた。なんとかして！いまなら、何とかなる！でも、通じなかった。ついに、22ヶ月目には、KL-6 値は１２６０まで、上がった。そして、次の薬に代えましょう、と言われた。僕の疑問は、どうして僕は、22ヶ月だったのだろう？6年以上も長く、使えている人がいるというのに。もう少し、長く使えるとよかったなぁ。長く使える人と、どこかが違う。何かが違う。これが僕の、アレセンサ・ミステリー。
19Oct
- 孫が手作りの誕生日ケーキ
  昨日の日曜日。誕生日ケーキの、プレゼントがあった。近くに住む3人の、小学生の孫たちが、ママといっしょに、手作りで作ったという。味もしっかりできている。名前もメッセージも入って、立派なケーキ。美味しかった　　ありがとう。孫の成長を見るのも、楽しみです。
17Oct
- ロルラチニブ18日目
  さわやかな目覚めです。ロルラチニブを、飲み始めて18日目です。薬がよく効いていることを、実感できます。肩や腕の凝り感が消えました。背中の肩甲骨あたりの痛みも殆ど無くなりました。右胸の痛みも、胸の圧迫感も殆ど無くなりました。1週間前に退院した時と比べて、全くスッキリしました。でも横腹はまだ、ツッパリ感と負荷をかけると痛みがくるな。副作用としては、足のむくみはあるけど、支障はない。2週間前と比べたら、別人になったくらい元気になったかもしれない。薬の力、科学の力は凄いね。
- ロルラチニブ
  ロルラチニブのフェーズ３の試験の中間解析の結果の情報がありました。ロルラチニブの効果についての情報なので、日経メディカルOncologyニュースより、引用します。日経メディカルOncologyニュース連載をフォローフォローを解除フォロー中連載をフォローALK転座陽性進行NSCLCの1次治療でロルラチニブはクリゾチニブよりも有意にPFSを延長【ESMO2020】2020/09/20癌印刷　ALK転座陽性進行非小細胞肺癌（NSCLC）に対する1次治療として、ロルラチニブがクリゾチニブよりも有意に無増悪生存期間（PFS）を延長することが明らかとなった。フェーズ3試験であるCROWN試験の結果示された。9月21日まで開催されているESMO VIRTUAL CONGRESS 2020で、オーストラリアPeter MacCallum Cancer CentreのSolomon B氏が中間解析の結果を発表した。　CROWN試験は無作為化オープンラベルフェーズ3試験。2017年5月から2019年2月までに23カ国104施設で登録された未治療のALK転座陽性進行NSCLC患者296人を、ロルラチニブ単剤を投与する群（ロルラチニブ群、149人）とクリゾチニブ単剤を投与する群（クリゾチニブ群、147人）に1対1に無作為に割り付けて行われている。治療済または無治療の症状がない脳転移を有する患者の参加が認められていた。ロルラチニブ群の患者には1日1回ロルラチニブ100mg、クリゾチニブ群の患者には1日2回クリゾチニブ250mgが投与された。層別因子は脳転移の有無と人種（アジア人と非アジア人）だった。クロスオーバーは認められていなかった。　主要評価項目は、盲検下独立中央判定によるPFS。副次評価項目は、研究グループの評価によるPFS、盲検下独立中央判定と研究グループの評価による奏効率、盲検下独立中央判定による頭蓋内奏効率、頭蓋内増悪までの時間、奏効期間、頭蓋内奏効期間、全生存期間（OS）、安全性、QOLなどだった。　中間解析のデータカットオフは2020年3月20日。ロルラチニブ群の103人、クリゾチニブ群の31人で投薬が継続されていた。PFSの観察期間中央値は、ロルラチニブ群が18.3カ月、クリゾチニブ群が14.8カ月だった。患者背景に差はなく、ベースラインで脳転移があったのは、ロルラチニブ群が26人、クリゾチニブ群が27人だった。　試験の結果、盲検下独立中央判定によるPFS中央値は、ロルラチニブ群がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群が9.3カ月（95％信頼区間：7.6-11.1）、ハザード比0.28（95％信頼区間：0.19-0.41）、p＜0.001で有意にロルラチニブ群で良かった。12カ月PFS率は、ロルラチニブ群が78％（95％信頼区間：70-84）、クリゾチニブ群が39％（95％信頼区間：30-48）だった。PFSは、脳転移の有無も含めて全てのサブグループで有意にロルラチニブ群が良かった。　研究グループの評価によるPFS中央値は、ロルラチニブ群がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群が9.1カ月（95％信頼区間：7.4-10.9）、ハザード比0.21（95％信頼区間：0.14-0.31）、p＜0.001で有意にロルラチニブ群で良かった。12カ月PFS率は、ロルラチニブ群が80％（95％信頼区間：73-86）、クリゾチニブ群が35％（95％信頼区間：27-43）だった。　盲検下独立中央判定による奏効率は、ロルラチニブ群が76％（95％信頼区間：68-83）、クリゾチニブ群が58％（95％信頼区間：49-66）で、オッズ比は2.25（95％信頼区間：1.35-3.89）だった。完全奏効はロルラチニブ群の3％で認められたが、クリゾチニブ群では認められなかった。奏効期間中央値は、ロルラチニブ群がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群が11.0カ月（95％信頼区間：9.0-12.9）だった。研究グループによる評価でも同様だった。　盲検下独立中央判定による頭蓋内奏効率は、ベースラインで測定可能または測定不能な脳転移があった患者で、ロルラチニブ群（38人）が66％（95％信頼区間：49-80）、クリゾチニブ群（40人）が20％（95％信頼区間：9-36）で、オッズ比は8.41（95％信頼区間：2.59-27.23）だった。頭蓋内完全奏効が得られたのは、ロルラチニブ群が61％、クリゾチニブ群が15％だった。奏効期間中央値は、ロルラチニブ群がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群が9.4カ月（95％信頼区間：6.0-10.2）だった。　ベースラインで測定可能な脳転移があった患者での頭蓋内奏効率は、ロルラチニブ群（17人）が82％（95％信頼区間：57-960）、クリゾチニブ群（13人）が23％（95％信頼区間：5-54）で、オッズ比は16.83（95％信頼区間：1.95-163.23）だった。頭蓋内完全奏効が得られたのは、ロルラチニブ群が71％、クリゾチニブ群が8％だった。奏効期間中央値は、ロルラチニブ群がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群が10.2カ月（95％信頼区間：9.4-11.1）だった。　盲検下独立中央判定による頭蓋内の増悪までの期間の中央値は、ロルラチニブ群（149人）がNE（95％信頼区間：NE-NE）、クリゾチニブ群（147人）が16.6カ月（95％信頼区間：11.1-NE）。ハザード比0.07（95％信頼区間：0.03-0.17）、p＜0.001で有意にロルラチニブ群が良かった。　OSはイマチュアの状態で、OSイベントはロルラチニブ群で15件、クリゾチニブ群で19件起きていた。両群ともに中央値はNEで、ハザード比は0.72（95％信頼区間：0.41-1.25）だった。　ロルラチニブの安全性プロファイルは、既に報告されているものと同様だった。グレード3/4の副作用は、ロルラチニブ群で多く認められたが、多くは無症候性のものだった。　ベースラインからのQOLの変化は、全体的にロルラチニブが良好だった。
16Oct
- ガンを宣告されたとき
  初めてガンを宣告されたとき、びっくりしました。人間ドックで、超音波エコーで、腹部の検査をしたときに、まさか、腹水が溜まっているなんで、想像もしていなかった。すぐに、人間ドックの検査を中止して、精密検査に回されました。思い出せば、あれこれと、前兆現象があるんですね。小学校のグラウンドで、幼稚園の孫と駆けっこをしたら、一生懸命走ったのに、追いつかない、ことがあった。少し前には、簡単に追いついたのに。ガンが見つかる半年前だった。布団で寝るときに、右側を下にすると、背中に違和感があり、寝苦しかった。これも半年前のでき事でした。最近気づいたのだが、2年前の人間ドックでは、異常なし、ではあったが、その半年前の特定検診の結果と比べてみると、半年間で、３Kgも、体重が、減っていたI。これは、明らかに体重の異常な減少のように見える。今、思えば、前兆現象だったのかなぁ？

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