お久しぶりです。
なんか離乳食始めたり、
ワクチンや受診検診で病院連れてったり
色々してたらブログ更新全然出来てませんでした😓

前回の続きになります〜👶






赤ちゃんが産まれちゃえば
痛みなんて忘れるよ〜!って
良く言うじゃないですか。
産まれた直後はその通りだなと
そう思っておりました。


ですが
産後、股から臍の緒がぶら下がったまま
胎盤が出ない事態に…

普通は胎盤って
5分から遅くても10分くらいで
出てくるものなのですが
出てくる様子なし。
30分出てこないと出血のリスクがあるので
色々処置をしないといけないのです。
(最悪、開腹手術の必要などもあります。)

ひとまず30分経過を見ます…
とのことで膣から
臍の緒をぶら下げたまま
カンガルーケアと
フットアロママッサージを受ける私。
とりあえず疲労感がすごかった。
子宮収縮剤の投与や
クーリング、マッサージも受けますが
やはり出てこず。
そして30分があっという間にすぎましたが、
やはり胎盤が出てこない。

Dr『胎盤がくっついているので、手で掻き出します。残っていると出血の恐れで大変です。子宮口はまだ閉じきっていないので、今のうちにやります。』
そんな感じの説明を受けて、
そのまま用手胎盤剥離術を受けることになりました。 

⚠️ここからめちゃくちゃ痛い記録なので
苦手な方はお戻りください。














再び出産時と同じ姿勢になり
痛いですよ〜!と言われ
手が入ってくる感覚と共に
陣痛と同じくらい、いや、それ以上の痛みが

陣痛の時はあまり叫ばなかったのですが
この時の方が痛すぎて流石に叫んでしまいました。
あまりに痛すぎて腰が浮き、
助産師さんに抑えられ、
『深呼吸して〜〜!!!』と言われる。
陣痛の時の方が全然堪えられた。
痛すぎて記憶があいまいです。
麻酔はしていませんでした。
(知り合いの助産師に聞いたら
普通静脈麻酔とかするんだけどね〜って
言ってました。なぜ…。)
まあ、色々方針があったのでしょう。。

腹部と経膣からエコーを当てながら、
胎盤の位置を確認。
子宮口が閉じる前に、
2.3回手を中に入れられ
胎盤が掻き出される。
胃ぐらいまで腕を入れられて
ぐちゃぐちゃに混ぜられる感覚で
とにかくとにかく痛すぎました。
死ぬかと思いました。
どれくらい時間がかかったかは
憶えていません。
体感は数十分。
(思い出すだけでお腹や股が
トラウマでうぐぐ…ってなります。)
そうして、無事に全て掻き出せたようで処置終了。

女医のほっそい腕の先生だったので
まだ痛みはマシだったのかもしれません。

出血が多くなってしまったのと
膣内に血が溜まっていたので
翌日まで膣にガーゼを入れておくことに。
これがまた、動くたびに痛すぎて、、
夜中はほとんど眠れませんでした。

処置により出血が多く、
貧血になってしまい補液や鉄剤を注射。
輸血するほどではなかったので
一安心しました。



そんなこんなで
辛かった後産。
私の場合は用手胎盤剥離術を
無事に行うことができましたが、
癒着が酷い場合は
子宮から奥の層へ
組織が浸潤してしまい
用手でも胎盤が剥がれない状態のため
子宮の全摘出手術が
行われることもあります。
付着胎盤、癒着胎盤は基本的に事前の診断や
予防などは難しいもののようで
原因もはっきりしていないようです。
ちなみに胎盤の組織の病理検査をしないと
癒着胎盤の確定診断はされないみたいです。
(病態について詳しいことを知りたい方は、
調べてみてください。)

不安を煽るつもりはないですが
知識として知っているだけでも
万が一の心構えに繋がるとは思います…。


ちなみに、この記事書くにあたって
改めて周産期の本や
用手胎盤剥離術についての情報を
見ていたのですが、
剥離時、施行する先生も
子宮の収集によって
膣から入れた腕がめちゃくちゃ締め付けられて
あざができるくらい手が痛いんだそう…
私も死ぬほど痛かったけど、
処置をしっかりしてもらえて
今何事もなく過ごせていますし、
本当に感謝しかありません。

でももう一生あの処置は受けたくないです。