2024年10月の診療予定をお知らせします。

 

         運動会のイラスト「玉入れ」

診療日  月・火・木・金・土

診療時間 9:00~17:00
*14日(月)スポーツの日 も通常通り診療致します。




休診日:水・日



以上となります。今月もよろしくお願いします。

          読書の秋のイラスト「ベンチで本を読む女性」

こんにちは、群馬藤岡はりきゅう整体院のサイトウです。
  
9月に入りましたが、厳しい残暑が続いていますね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
             うちわで扇ぐ人のイラスト(男性)
暑さはまだまだ続きそうですが、日の出の時間の変化と早朝の空気の冷たさなどから季節の進みを感じますね。太陽の動きは、夏とは明らかに異なっています。最近は、日没は早くなってきました。暗い時間帯が増えるこの時季は、『交通事故』にご注意ください。令和元年から5年までの交通事故発生件数を調べたデータでは、9月から事故件数が増加しています。以降も事故件数は増え続け、11月と12月頃が最多となっています。この事故件数増加の原因は、「薄暮の時間帯」のためです。薄暮とは、日没後の1時間前後で夜の暗さが訪れる前の時間帯のことです(季節や地域で日没時間の違いがありますが、大体16時~19時頃です)。この時間帯は、自動車・自転車・歩行者、それぞれがお互いを認識し辛くなります。この時間帯が秋分の頃(9月23日頃)は最も短くなると言われています。秋の日はつるべ落としと言われているように、夏より早く暗くなり「交通事故」が起き易くなります。実際に「薄暮の時間帯」で起きた事故件数を比較すると、昼間の3倍以上で、更に夜間よりも多かったとデータがありました。ドライバーの方は早めの点灯で視野を確保、歩行者の方は反射板や懐中電灯などを身に着けることで他者に認識し易い状態になるように努めてください。
 夕方のイラスト  交通事故のイラスト「飛び出し」 懐中電灯の確認をしている人のイラスト
『薄暮』の時間は、太陽が地平線より6度ほど低い位置にあり、地表は暗くなっているけど、空はまだ明るい状態を言います。西へ傾いた太陽がきれいに空を彩るこの時間帯を『黄昏(たそがれ、英語トワイライト)』、『マジックアワー』とも呼びます。様々な色彩に変わる空を表した言葉です。一方で地表は暗いため『かわたれ時』、『逢魔が時(おうまがとき)』とも呼ばれ、古くから暗くなると良くないものが出没し、災いが起きる時とも呼ばれていました。夜と昼が混じった不思議な時間で、景色や他人の認識が覚束なくなる時ですから、不安になった心情から出来た言葉でしょう。

               山の間に沈む夕日のイラスト
皆さんも大きな災い(事故)に遭わないようご注意ください。もし、交通事故に遭われてしまった方も提携の接骨院がございます。治療のご相談もお気軽にどうぞ。
倉林接骨院  TEL 0274-50-8804

 

こんにちは。群馬藤岡はりきゅう整体院のサイトウです。

日中の暑さが続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?予報では、10月頃まで暑さが残る可能性を伝えていました。まだまだ、熱中症に対して油断ができませんね。一方で夜や早朝の気温が低くなり始めました。おかげで、睡眠が取り易くなってきました。しかし、寝冷えや冷たい物の摂り過ぎによる胃腸の疲れが出易い時期でもあります。お気を付けください。
お腹を出して寝る人のイラスト(男性)
今日は、先日来院された患者さんから、経穴(つぼ)についての質問がありましたので、その解説をいたします。質問内容は、タイトルにもあるように足の三里についてでした。
足の三里については、名前を聞いたことがあるという方も多いでしょう。時代劇や小説で知った、年配の方から聞いたという方も多いのではないでしょうか。松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場していたので知っているという方もいらっしゃいました。昔から万病に効くと言われ、お灸を施したり指で圧迫したというお話が残っています。
  松尾芭蕉の似顔絵イラスト      インスタントお灸のイラスト      
『足の三里』の場所は、下腿の前の外側のあります。膝を立てた状態で、膝のお皿(膝蓋骨)の下にある窪みの外側から指4本分下にあります。(この指4本とは、人差し指・中指・薬指・小指のこと。それらを伸ばして閉じた状態でその真ん中の関節の横幅分)
効果は、胃腸障害や下肢の不調に効果があるとされていました。現代では鍼灸の研究が進み、足三里への刺激が神経を介して内分泌系(ホルモンを分泌)の臓器に働きかけ、免疫機能向上に効果があるという報告も出ています。

鍼治療のイラスト(男性)

以上、今回は古くからよく使用されていた経穴『足の三里』についてお話し致しました。