ぐもの釣り日記

ぐもの釣り日記

ぐもの熱意、ここに記す。
ダイソーレンジャー芸人。

雑記Vol.1:30代で挑んだ白内障闘病記&お知らせ

こんにちは。
突然ですが、皆さんは、「白内障」という病気をご存じでしょうか?
目の中の水晶体が濁り、視力が低下していく病気ですが、一般的には「高齢者の病気」というイメージが強いと思います。

しかし私は、30代半ばでこの病気を発症しました。
今回は、診断から手術、そして劇的な視界の復活までの体験談をお話しします。


👁️ 突然訪れた左目の異変

昨年の5月。何気なくスマホを見ていた時、「なんとなく見えにくいな…」と感じたのが始まりでした。
左右を見比べると、左目だけが極端に視力が落ち、景色が少し寒色系に見えることに気づいたのです。

眼科での診断は、まさかの「白内障」
両目1.2あった視力は、左目のみ0.4まで低下していました。
原因は不明。加齢には早すぎるし、怪我の心当たりもない。ストレスか、それとも釣りの時に紫外線を沢山浴びたからか……。30代でこの現実を突きつけられた時は、白く濁った空を見上げながら、信じられない思いでいっぱいでした。

 


⚖️ 手術の先送りと、加速する「脳のエラー」

当初は軽度だったため、仕事の都合もあり手術を1~2月頃まで先送りすることにしました。
しかし、これが想像以上に過酷な日々の始まりでした。
今思えば、無理にでも休みを取ってこの時に手術を受けておくべきだったかなと思います。

 

夏。水晶体の濁りにより、日差しで目がくらみ、何も見えなくなる「眩しさ」との闘い。
仕事上でも釣りに行くうえでも、手元の細かい作業がやりづらく、とても苦労しました。
 

秋。遠近感が掴めなくなり、ドアノブを掴み損ねるなどの「脳のエラー」が発生。指先で物を掴むのが難しかったり、
白内障の影響を肌で実感できる状態になっていました。眼の手術というものに対する恐怖心よりも、
このまま脳がエラーを起こした状態で生きていく方が怖いと、はっきり感じた瞬間でした。
 

冬。光が膨張し、テレビもPCも見えづらい状態へ。釣りのための手元の作業なんてもってのほかでした。
しかし、そんなボロボロの状態でも、私は管理釣り場へ向かっていました(笑)。

 


🎣 視界不良の中で燃やした「釣りへの執念」

…どうしても王禅寺に放流された甲斐サーモンが釣りたかったのです。

 

釣り糸は透明だったり細かったりで非常に見えづらく
スナップを結ぶダブルクリンチノットはなんとかできたものの、明るかったり風が吹いていたりする現地でのPEとリーダーの結束作業はもはや不可能でした。
そのため、大量のタックルを持ち込んでトラブル時には使い捨てにしたり、あらかじめリーダーを結束しておいた予備スプールを用意したり、ライントラブルを起こしにくいと言われる非密巻き機構のリールをわざわざ買ったりと、
全ての情熱をそこに注いでいました。

前日に何時間もリーダー結束やルアーのレジン加工に費やし、手術の日を待ちわびる。
まさに、釣りの情熱だけが私を支えていました。

 


🏥 令和最新レンズ「TECNIS Odyssey」での手術

手術は、「水晶体再建術」というものです。
白内障は、水晶体自体の濁りによるもののため、眼鏡等での矯正を行っても、視力は回復しません。そのため、濁ってしまった水晶体を撤去し、人工の水晶体ともいうべき眼内レンズを挿入するというものです。


レンズには大きく分けて、焦点がいずれか1点のみの単焦点レンズと、連続した多数の焦点を持つ多焦点レンズがあります。

多焦点レンズであれば眼鏡なしでも自然な見え方が得られるのですが、保険適用で安価な単焦点レンズだと、眼鏡との組み合わせ使用が不可欠となってしまいます。
私の場合、健全な方の右目は視力1.2を保ったままであることから、眼鏡の使用は避けたいという希望がありました。
そのため、多焦点レンズの手術実績の多い病院を探し、検査の結果、Johnson&Johnson社の「TECNIS Odyssey」という、2024年から新しく販売が開始されたレンズを使用することに。
このレンズは眼鏡なしで遠くから近くまで自然に見える、令和の最新鋭レンズです。

私にとって、手術というものを受けるのは初めての経験でした。普段から医者嫌いなこともあり、いくら白内障の手術が15~20分で終わると聞かされていても、不安でいっぱいでした。
なにせ眼ですよ、眼。
術前の面談の際には、その旨を説明し、術中には不安を和らげるために笑気ガス麻酔を使っていただけることを確認しました。お願いしますと、強く念押ししたほどでした。

そして、手術当日。あらかじめ指示された目薬を差します。
この目薬は、瞳孔を開く効果があり、差すとしばらくはピントが合わなくなります。これが自分の水晶体で見る最後の景色か、と思いながら、目薬を差しました。

「三国志」の夏侯惇という隻眼の武将のエピソードに、
矢を受けた自分の片目を、親からもらったものだからと言ってその場で食べた」というものがあります。
私は水晶体は食べませんが(笑)、親からもらった体に無理をさせてしまったのかな…と、亡き母を思って少し申し訳なくなってしまいながらも、眼科に向かいました。

病院に着き、麻酔の目薬を差したとき、もはや緊張はピークでした。
手術中に流れていた音楽は、真夏の夜の夢/松任谷由実でした。かつてカラオケに夢中であった私にとって、歌い込んだ思い出深い曲でした。


↑ワールドシャウラではなくマイクが相棒だった日々。
100点か、100点じゃないか、それだけが問題でした。

 

そんなことを考えていると笑気麻酔が効いてきて、視界がぼんやりとしてきました。
けれど、手術台から見る照明のまぶしさ眼球に押し当てられる器具の感触レンズを挿入されるときの感覚は、生涯忘れることはないと思います。

 


✨ 術後の景色と、大切なお知らせ

翌日、眼帯を外した瞬間の感動は言葉にできません。
世界が、はっきり、くっきり見える。
現在は脳を順応させている最中ですが、視力はなんと「1.5」まで回復。元の視力より良くなってしまいましたね💦
まさに100点です。

現在は約2日おきに眼科で検査を行い、術後の経過を見ています。急に良好になった視界にまだ馴染めず、眼精疲労を感じることもありますが、2月末にはリハビリの電車釣行、そして3月にはリヴァスポット早戸への釣行を計画しています。
皆さまに釣行レポートをお届けできるのが楽しみでなりません。


📢 【重要】お知らせ

ぐも、引っ越します。


…ブログの話です。

長らくアメブロでお楽しみいただいた本ブログは、新名称
「週末は大自然。ぐものソト遊び。」
として、はてなブログへ移転いたします。

これまでの釣りの話題に加え、今後はキャンプなどのソト遊びについても発信していく予定です。
アメブロで書いた過去の記事もより読みやすく再構成して順次移転していきます(アメブロには要約版を残します)

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アメブロで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからは「はてなブログ」で、引き続きよろしくお願いいたします!

それでは、また。

(2026.02.16 初版公開)