旦那とおちびさんら育児日記☆ -2ページ目

旦那とおちびさんら育児日記☆

旦那と子供達とのどたばたな日々。近いうちに仕事に復帰して、子供らに色々買ってあげたい☆&自分の趣味にも☆

映画ドラクエに関する私見です。ネタバレです。





最後にひとつ衝撃だったのは


監督の談話?だ。


この監督は、アルキメデスの大戦という映画も手掛けているらしい。他にも今後の予定が目白押しとか

ドラクエ5の物語は密度が濃すぎて、三部作になっても不思議ではないボリューム

監督様も再三の監督要請を断り続けていたらしい。

(なんでこんなやつに再三要請したんだよ、ぶったぎって新海監督とかに要請してくれればこんなことにはならなかったのに)

理由は、ドラクエばかりに構っている時間はないからだそうだ。

構っている時間はない

もうこの言い様からもドラクエ愛がないってことが分かるし、今すぐニフラム唱えたくなるよね


だけど断り続けていた監督様

これまでの記事に書いたが
ある時
『超 斬 新 な』
オチを思い付いて、その気になったとか

一生思い付かなければ良かったのに\(^o^)/

思い付くっていうか、もう使い古されてますから!!!!!!!\(^o^)/

で、この結果です。


ドラクエ愛がない、プレイしたこともない監督

夢と現実は違うんだという分かりきった説教をさも自分の思い付いた素晴らしい理念かのように突きつける

ある意味すごい映画



とうことですね。


本当に、ターゲットはどこだったんだろう。

少なくとも番宣を見る限りは楽しみで仕方なかったし、必ず観るつもりでした。

ドラクエ未プレイの人や、上司にベギラゴン唱えそうになる人、薄々わかってるけどもしかしたらゲームの世界って現実なのかなって思ってる向けの映画だと思います。

生活も一生懸命して、ゲームや趣味を上手く楽しんでいる人には向かない。そう思いました。

なにがユアストーリーじゃ。うっさいわぼけ。


映画ドラクエに関する私見です。ネタバレです。






映画の流れに関する怒りは前回までに述べた通りだが

もうひとつ我々ファンの怒れるポイントがあるとすれば



監督がドラクエ5をプレイしたことがないということだ。

それを聞いた瞬間、え?何故にプレイしたこともない人間にやらせるの?意味わかんないんだけどと思った私は変なのだろうか。

裁判には判例というものがあるが、過去にも映画化されたもので、原作をプレイしていない監督が大コケした悪い例があるはずだ

はっきり言いたいのは、原作をプレイしたことがある人間が、あのようなクソみたいなオチを映画化することはありえない。

ましてやそれが『シックスセンス』や他の夢オチとかで使い古されたオチであるにも関わらず

斬新はオチを考え付いたのでやってみたとか



ちょっと話はずれるが、この映画で主人公の本名を『リュカ・エル・ケル・グランバニア』としているが、これは小説ドラゴンクエストで久美沙織先生が主人公を『リュケイロム・エル・ケル・グランバニア』として描いているのをパクったものと思われる


パクったというと聞こえが悪いので、参考にしたとしよう。例え小説を参考にしたとしても

というか、参考にしたのなら当然読んでいるはずで

読んだ人間が

涙なしには読めない、腐った死体スミスの壮絶な戦死をはじめ、ピエール、ガンドフ、スラリンのエピソードを目にした人間が

あのようなクソオチを映画館の大スクリーンでやろうとは思わないだろうと思うのよ私は。

つまり


ドラクエ5のことを知りもしない人間が

自分の自己満足のために作った映画

ということなんだろうね、この映画は。
映画ドラクエに関する私見です。ネタバレです。





ゲームをプレイする人は、ゲームの中の世界観を楽しむ。現実ではあり得ない出来事、タイムスリップをしたり、空を飛んだり、魔法を使えたり

起き抜けに夢と現実を寝ぼけてごっちゃにすることはたまにあるかもしれないが

ゲームと現実の区別がつかなくなる人間はそういないんではないだろうか。

子供の頃、ごっこ遊びの中で『メラゾーマ!』とか『ケアル!』とか(ケアルはFFだけれども)叫んだことはあるけれども

大人になって仕事終わって『よっしゃ終わった!』とハイテンションになっても

あの無能の誉れ名高いファミコン版AIクリフトの如く

『腹立つわ上司!ザラキ!』と叫ぶ大人はいないだろう。

映画を見に行くのはもちろん夏休みだから子供も多いだろうが、冒頭で述べたように『実際にドラクエをリアルタイムでプレイした、している世代、つまり大人』がメインだとおもう。

そういう大人は既に

当たり前だが現実とゲームは全く違うこと

よく寝てよく食べしっかり働いて、子供の相手をすることが大事なこと

休日には運動し、たまにゲーム(子どもが分かる歳になったら一緒に)を楽しむのも良いこと

人との関わりも大切なこと

を十分知っている。

その上で、懐かしいゲームの世界観を巨大スクリーンで表現してくれる素晴らしい映画を、夏休みの時間を割いて観に行ったはずである。

決して現実逃避しに行ったわけではない。

純粋にワクワクする心を持って、日頃一生懸命働き、考え、疲れた頭をリフレッシュさせようと、楽しみに行ったはずだ。


だがこの映画では

美麗なCGと棒を含む女優の声優でファンの良い意味で心を引っ掻き回し、やっと『これはこれでいい。』と思えたところで唐突に

『これはゲームの世界なんだ』

『目を覚ませ、現実を見ろ』

という強烈な勘違いメッセージを…映画を、ドラクエの世界観の表現を最大限に楽しみにしてきている我々大人に真正面から叩き込んでくるのである。

一体何がしたいのか?

叩き込まれた瞬間の黒い衝撃と

たくさんのレビューにあるように、エンドの後の重苦しく不快なシアタールームの雰囲気は想像を絶する。