霞ケ浦シリーズのダムカードを頂くべく、こちらを訪問させて頂きました!
いやいや、なんとリッパな建物であろうか。
カンカン照りの下を歩き回って、汗だくで日焼けしまくったヨレヨレのTシャツ&ジーンズのワタクシが立ち入るには、気後れしそうなTheお役所感満載の建物。
幸い、建物に入ってすぐの場所に…
無事、ダムカード発見。
ありがたく1枚頂戴いたしました!
とりあえず、建物周辺を探索してみることに。
「そういえば、この建物の近くに、何かポンプが動くような音がしている建物があったっけ…」
この建物に至る道の途中…というか、ホントに目と鼻の先にあったのは…
これ。
何だべな~
と、土手の上からシゲシゲ眺めてみると。
ここは国道交通省でも水資源機構でもなく、農水省の施設。
おカネの出どころ…は、言うまでもなくワタクシ達庶民が収めた税金だけど。
どの省庁を通って支出された施設なのか、こんなに大々的に表示してるのね。
あの立派な建物の裏に移動して…
もちろん車で。
ホントなら、少しは運動兼ねて歩けばいいんだけど。
この日の暑さでは無理ってもんですわ。
霞ケ浦も、水質汚染が問題になっていた時期もあったけど。
なんか、のどかで穏やかだな…
漁師さんなのか、ここの施設の方なのか。
オレンジ色の浮きのようなロープのようなものが張られた内側で、ボートに乗って投網を打ってる方もいて。
柱が規則的に立ててある場所が見えるけど、生簀なのかな…
実は、この施設までたどり着くのは、さしたる苦労は無かったのですわ。
というのも、この水門が遠くからでも見えていたので。
GoogleMapさんのお世話になる前から、
『次にワタクシの目指す場所はあそこ』
と、確信いたしておりましたわ。
「しんとねがわかこうすいもんきょう」
平仮名で書いてあると、どこで区切るのかちょいと考えてしまうわ。
「新利根川河口水門橋」
なのね。
う~ん…
確かに、階段を登った先から見える景色には、興味津々だが。
こんな大きな水門があって、霞ケ浦が目の前にあって。
それがどうした…
と思う方にはそうでしょうが。
ワタクシ、こんな非日常感も大好きなもので。
これ、何だろう…
水生植物というヤツかしら。
こんなにボウボウ繁っちゃって、お花も咲いちゃってるよ…
ずいぶん長く生きて来た気がするけど、まだまだ世界は初めて出会うものに満ちてるわね…
青々とした稲がきれい。
夏の田んぼの匂いとでもいうのかな…
田んぼを渡って来る風には、独特の匂いが。
子どもの頃、夏に伊豆の祖母の家に遊びに行った時には、この匂いを嗅いでは
『夏休みの匂いだ~』
と思ったもんだったが。
祖母も彼岸に渡って20年が経つし。
昨年、お墓参りに訪れた時には、祖母の家の周辺の道路もすっかり整備されていてビックリだったわ。
叔母に連れられてお祭りに出かけた夜のこと。
雨蛙の声が降るように聞こえる真っ暗な道を、叔母と姉と三人ピッタリくっついて歩いて。
ワタクシ達を途中まで迎えに来てくれた母が、
「ほら」
と頭上を指さした先には天の川が。
今も見えるのかな…あの、ものすごくたくさんの星は。
帰り道は、GoogleMapさんの言う通り、来た道を戻ることにして。
朝とは反対に、利根川を遡上して帰るワタクシ。
行く手の空には、成田を目指すのか飛行機が何機も通っていく…
遠くに行きたい、とは思うけど。
飛行機に乗らないと行かれないほど遠くじゃなくてもいいかな…とも思う。
愛車でダムを探訪するくらいが、ワタクシにはちょうどいい遠さなのかもね。