日米など12カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)交渉の首席交渉官会合が27日、4日間の日程を終え閉幕した。難航している知的財産や国有企業改革などの分野は決着せず、28~31日に開かれる閣僚会合での政治判断に委ねる。

 閣僚会合に出席する甘利明TPP担当相は27日、米ハワイに到着し、記者団に「首席交渉官会合で相当厳しい交渉が続いたが、かなりの進展があった。残された課題を、閣僚会合を通じて解決しなければならない」と述べた。

 日米両国は米大統領選などの政治日程をにらみ、今回の閣僚会合を「大筋合意の最後の機会」と位置付けている。


相変わらずですが、何が焦点、論点で決着がつかなかったのか。また、何に関してどんな合意がされたのかが全く報じられていません。もちろん、残された課題とは何なのかも分かりません。

海外ではこの秘密主義こそが大問題であると大騒ぎなのに、日本のマスコミは粛々と大臣のコメントだけを出して、この協定の進捗としています。
これが報道なんでしょうか?!どこぞの政府お抱えの広報か、頭の中がどうかちゃったんじゃないかと思うくらいです。