環太平洋連携協定(TPP)交渉で最も難航する知的財産権保護のルール分野をめぐり、日米など交渉参加12カ国は20日にも、事務レベル協議を米ハワイ州マウイ島で始める。
交渉筋が18日明らかにした。
28~31日に同島で開く閣僚会合での大筋合意を視野に、新薬開発データの保護期間設定など対立の激しい問題の打開に向け、2国間協議を集中的に行い、政治判断に委ねる論点の絞り込みを急ぐ。