昨年よりお伝えしております。映画「The Interview」。早速見て参りました。
北朝鮮最高指導者の暗殺を題材にした映画で、メディアはしきりに「刺激的」な内容とあおっているんですが。。。
コメディーですから!!
そんな刺激的なこともありません。冷戦時代を振り返れば、アメリカはロシアやキューバをやったらめったら悪者にして映画を作っていました。
皆さんよくご存知のインディアナ・ジョーンズも悪者は大抵ロシア人かドイツ人でしたが映画の内容に海外からちゃちゃが入る事はありませんでしたし、まして社内で相手の国の反応をきにして編集を入れるなんて事もなかったきがするのは私だけでしょうか。
さて、こちらの映画Seth Rogen(セス・ローガン)ですから、もちろんおバカで下品な映画でした。
面白かったかときかれれば、YES!
IMDBで、すでに7.5星がついております。
ところで、昨年ホワイトハウスとFBIはソニーへのハッキングは朝鮮がこの映画の公開を危険視し、ソニーへの大規模なハッキング攻撃をし、その結果ソニーが深刻な被害をうけた。。。
という報道が既に世界に発信されています。
そのご、北朝鮮もどこからかは分かりませんがサイバー攻撃をうけネットワークがダウンしました。
といっても、北朝鮮のIPアドレス帯はたった1024個でしたから、一機にダウンしたとしても驚くことではありません。
むしろ、彼らが普段から行っているプロパガンダがどれほど馬鹿げているかを証明したにすぎません。
話が脱線しましたが、この北朝鮮のハッキング、じつは内部反による可能性である事が北朝鮮へのサイバー攻撃後、ハッカー集団から指摘されました。
その後、BCSのイブニングニュースでサイバー攻撃の専門家、Kurt Stammberger氏のインタビューを包装しています。
それによると、FBIは今回の犯行を北朝鮮によるものとする見方をしているが、その決断は時期尚早だとしています。
犯行の証拠として今回提示されているウィルスパターンは状況証拠に過ぎないとサイバー攻撃専門家である、Kurt Stammberger氏は言います。
その上で彼は更に、解析結果から、犯行を行ったのは、今年の5月までSony Picturesに勤務してきた自称「Lena」という女性である可能性が強いとしています。
この女性は、ロサンジェルスにあるソニーで10年勤務した後、この5月に退職した人物だと言います。
同社のIT環境や、どこに情報が格納されているかなど詳細をしっていたとKurt Stammberger氏は言っています。
また、FBIは今回北朝鮮の犯行をにおわせる証拠を提示したことについては、真犯人が北朝鮮の犯行に見せかけるために意図的に報道した可能性が高いとまでいっています。
このニュースの後ホワイトハウスは、内部手引きがあったとしても今回の首謀者が北朝鮮であるおとに変わりはないとコメントを出しました。
そして、二日前、Sony Picuturesに対する一連のハッキング事件に関連して、内部犯行を裏付ける新しい証拠が見つかっていたことがセキュリティー専門誌「The Security Ledger」に掲載された現在、事件の解析を進めているセキュリティー会社幹部へのインタビュー記事により明らかとなりました。
新たに明らかとなった証拠とは、Sony Picuturesへのハッキングを行った首謀者の具体的な所在地情報で、Kurt Stammbergerはログデータなどの解析の結果から、首謀者は6名で、内、5名の発信源は米国内が2名、カナダ、シンガポール、タイがそれぞれ1名であることが判ったとしています。この内の1名に関してはSony Picuturesに10年間勤務していたLenaという女性だと言います。
その上で、犯行の動機については、このSony Picuturesを解雇された人物が行ったIRCの書き込みなどから、Sony Picuturesを解雇されたことを逆恨みして犯行に及んだ可能性が高いとしました。
Kurt Stammberger氏は、Sony Picuturesへハッキング攻撃を行った犯行グループが完全に特定された訳ではないとも述べると同時に、これまでに判った証拠の数々は既にFBIに対して経過説明済みだとも述べました。
Sony Picuturesに対する一連のハッキング事件の首謀者はこれまで北朝鮮であるとする考え方が主流を示めていたわけですが、アメリカの十八番である、情報操作だった可能性が高くなってきたようです。