Linuxが動く手のひらサイズのパソコンで遊ぼう

Raspberry Piは、名刺サイズと小さいが使うのに必要な端子類を一通り揃えたARMベースのボードPC。

価格も手頃で最近注目を集めています。

Raspberry Piは若年層向けに生まれた安価なボードPC。Raspberry Pi誕生きっかけは、英ケンブリッジ大のEben Upton氏らが、コンピュータサイエンス科の学生数の減少と学力の低下の原因として、若年層が手軽にプログラミングできる環境が失われていることに着目したことから始まったプロジェクト。安
価で必要な機能がそろっているPCで学校の基本的なコンピューター科学の教育を促進しようという事です。

日本でもPlayStation 2用の「BASIC STUDIO」(2001年、アートディンク)や、最近では任天堂DSシリーズ用の「プチコン」(2011年、スマイルブーム)など、ゲーム機でBASICとゲーム制作環境を使えるようにしたものや、HTML5とJava ScriptによるWebベースの開発環境を提供する「9leap」のようなサービスがありました。
Raspberry Piは日本のソフトウェアベースのものと比べると、ハードウェアもOSも気軽にネットで入手できるます。
推奨OSはDebianベースのLinux。推奨言語はPython。

10代の子供達が大学卒を業後した後も学んだ知識とコードがそのまま使えるように用的な選択がされています。

　端子類：HDMI、アナログビデオ、ステレオのアナログミニピンジャック、Ethernet、電源用のMicro USB、USB 2.0×2、SDカードスロット

わたくしも、2500円と安価なので早速買ってみました。

OSをインストールするのに使用するSDカードの推奨は4GBでクラス4以上と書かれていましたが（ほとんどのインストラクションはネット上で確認できる）

最低必要容量は2GBでしたので、今回まずはテストでクラス6の2GB SDカードにOSをインストールしました。

今回はMacPCを使用したので、Macのコマンドラインを使いましたがWindowsやLinaxも問題ありません。

OSイメッジの取り込みもインストールも思っていたよりサクサクと終わりRaspberryOSが立ち上がるとデスクトップの真ん中にドデンとラズベリーのロゴが表示されました。

何をするかはこれから考えます。

ちなみに接続するキーボード、マウス、モニターはシンプルで安い物程良いようです。高機能のキーボードなど接続してもラズベリーが「わかりません！」とエラーをはいてうまく接続ができません。（それでも、色々な問題に目をつぶり耐えられれば、使えないことはありませんが。。。）

先月新価格（安くなった）で登場して話題を集めPlayStation®Vita。

希望小売価格は19,980円（税込）。

お子さんにゲーム機を買ってあげる代わりにこちらのラズベリーPCはいかがでしょうか。