先日、次男が支援学校の宿泊体験で一晩いませんでした。


一泊だけの宿泊体験なのに、学校側の指示に従って用意したらものすごい量の荷物になってしまいました。着替えとかそんな何セットもいる??まぁもしもの時を考えて必要ですよね。


支援学校は普段の日から本当に大荷物です。着替えや歯ブラシ、エプロン、タオルなど、一、二泊旅行に行けるほどの荷物を持っていきます。勉強道具は全く持っていきませんが。

この用意が毎日大変でね…。忘れ物あると連絡帳に書かれちゃうし、毎日わりとプレッシャーです。身一つで行って過ごせるようになってくれたらいいのに、と思っています。


で、宿泊体験に行った夜、次男が不在だったのですが、私の心がめちゃくちゃ穏やかでした。部屋も散らからないし、カン高い叫び声も聞かなくていいし、「アアー!(パパはどこ?)」の問いかけに延々と答え続けなくて済みます。何より、いろんな突発的出来事に対して常に警戒しなくていいのが本当に楽。夕飯後の片付けも楽でした。次男が食べた後は毎度すごいことになってしまいますから。



そして次男は次の日の午前中に早々に帰ってきました。私は仕事だったので、母に迎えに行ってもらったところ、やはりダメでした…。「学校から帰りたくない」といってしゃがみ込んだり泣き喚いたりしたみたいで、母が手に負えなくなって私に電話してきました。今私の学校では成績確定の締切があるのですごくバタバタしていたんですけど、全て投げ出して退勤、大急ぎで車で次男と母のところに向かいました。もう何年も、いつもこうです…。大事な仕事が丁寧にできない…。ちゃんとやりたいのに、許されない…、とか思って車の中で悲しかったです。


それで駄々をこねる次男を母から回収して、放課後デイサービスの時間まで家で過ごそうと、家に向かって車を走らせていると、あれ?なんかクサイ…?次男が大便をもらして、自分でオムツを交換しようとして中身を取りこぼし、自分の靴で踏んでえらいことになってるではありませんか。いや、もう勘弁してくれよ…と。


昨晩の平穏な心とは一転、一気に精神が蝕まれ始めました。家に帰っても、一時も落ち着いて過ごせません。勝手に外に出ていってなにか叫んでるし、いろんなものを踏んだり落としたりして壊していきます。しつこく私の肩をグイグイ引っ張ったかと思えば、「謝罪」のジェスチャー。なんの謝罪?謝罪されたところで…、と思うけど、私が笑顔で「もういいよ」というまでずっと続くので、許さなければなりません。次男にとって謝罪ってなんなんでしょうね。悪いとは思ってるんだろうけど、生まれてからもうずっと同じような感じです。


もう嫌ですね。

五時半に次男を乗せて帰ってくる放課後デイサービスの送迎車も、正直に言って嫌悪の対象です。「ああ、帰ってきてしまった…」「もう少しゆっくりしたかった…」といつも思っています。五時半なんてまだ明るいので、外で遊ぶ子供達に次男が混ざりたがって一悶着ふた悶着あるのです。

次男に関することは嫌なことや汚いこと、悲しいことばかりです。イライラして気が休まることがありません。


一泊次男が不在にしたことで、そんな思いが一気に溢れ出してしまいました。次男はいないほうが良い、そんなふうに思ってしまいます。


そろそろ一時入所先を探していかないとですね…。田舎の方に行けばあるにはありますが、重度知的で他害がある子なので、そう簡単に預けられないのです。


まだ幼い我が子を施設に入れるというと少し心が痛む気持ちもありますが…。ときどき、次男の頭を殴ったらこのカン高い叫び声は止まるのだろうか、と考えてしまうことがあるんですね。道路でギャン泣きして暴れまくる次男の手を離したらどうなるだろうか。とかね。

可愛い我が子なはずなんです。その気持ちを取り戻すためにも、やはり施設を探さねば、と思います。