こんにちは

音楽というものから遠ざかって受験勉強などに打ち込み、なんとか高校に受かりました。


いろんな部活の紹介があり、入りたいような、そうでないような。

何せすぐに気後れしてしまうほうなので。


このまま帰宅部かな…

 
ある日の放課後、いつものように音楽室の前を通りかかりました。

いつも、とは自分の教室の途中に音楽室があるから。


放課後は吹奏楽部が使用するのです。

イコール、クラシックだと思い込んでいたワタシはスルーしていました。


そんなわけでしたが、ワタシの目の前に廊下に面した窓を開け、ひょいと飛び出してきた男子学生が!


そこは音楽室の隣の準備室と呼ばれる小部屋で普段は使わない楽器が置かれていたようでした。

男子学生は、吹奏楽部には似合わない長髪でワタシと目が合うとニヤリとしました。

今までそんな余裕の笑顔をされたことがなかったワタシはすっかりペースを乱されてしまったのでした。
コードの存在を知り、

どうすれば手に入るか考えた結果、


本屋さんに行くことにしました。

そして、見つけたのです。

ギター教則本!


参考書と同じことですね。

そこにはギターの構え方から書いてありました。

そして案の定、ワタシはおかしな構え方だったようです。

譜面読めないけどわかるかなーと不安だったのですが、いやーコードって本当に便利ですね。

ギターの弦に見立てた6本の線に押さえる場所が黒丸で書かれてる爆笑

いままで1本ずつ押さえてたけどたくさんの弦を一気に押さえるのって力がいります。

最初はEm次はAmというふうにものすごい遅さでコードを押さえていると、出ました!


F
F

F‼︎

なんなんだ、この指の形は。


押さえられるわけないじゃんえーん

のちにみんながまず突き当る課題、Fコードでワタシは早くも挫折してしまったのでした。

それ以来、高校に入るまでギターを手にすることはなかったのでした雷雷
こんにちは
下腹ぽーん、mチャンです。

音楽には音階があって、それに合った伴奏がある。


当たり前なのですが、このことがギターを弾くことと結びつかなかったのです。


この頃と前後して、隣に住む学年が一つ上の男子もギターを始めました。

い、いつの間に❗️

しかもジャガジャガしながら歌ってるびっくり


たぶん自分の腕前を自慢したいためか、部屋の窓は全開。


隣人で同じ学校なのにあまり喋ったこともなく、いまさら「どうやってギター弾いてるの?」と聞くきっかけもつかめず……


そんなある日、学校で卒業生を送り出すイベントが開かれました。

その演目で隣人が弾き語りをすることになっていたのです。


会場で見ていると、拍手とともに隣人がギターを持ち舞台の袖から出てきました。


高めの椅子に腰かけ、おもむろにハーモニカまでセッティングを始めた隣人はまるでテレビで見るミュージシャンそのもの。


「やるなー 隣人」


ジャガジャガしながら声を張り上げ歌う隣人。自分の世界に入りこんでる。

部屋で練習している姿を知っているためか、なんだか気恥ずかしい気持ちになっていると、

後ろの方の席で男子たちが話しているのが聞こえました。


「あいつ、曲覚えられんだな」
「うん、コードが簡単とか言ってたよ」


ハッハッハッ
コード‼️

コードって?
人見知りのため、聞く勇気はなかったものの、ギターをジャガジャガ弾くにはコードというものが関係あるらしい。


ここで、ようやくワタシはコードの存在に気づいたのでした。
こんにちは

下腹ぽーん、mチャンです。

昨日の地震はびっくりでした!!

やはり日本は地震大国。

1日も早い復興を……




ギターのお話です。

アコースティックギターを弾く、それは一つづつ弦をつまびくまたは、まとめてジャーンど弾くのどちらかだと思います。

一つづつ弾くほうが簡単だ


ゆっくりゆっくり一本ずつ弦を押さえるのはなんとかできるのですが、ゆっくり過ぎていったい何を弾いているのかわからない。

それにワタシがやりたいのはジャガジャガだ星

テレビで歌ってる人はジャガジャガだ、たぶん。

要するに弾き語りっていうヤツです。


ジャガジャガといっても何か法則があるのでは?

歌に合わせた何か。


ひとり悩んでおりました。
こんにちは
下腹ぽーん、mチャンです。

おもったよりすんなりとギターの交換ができ、交換してくれた歳上のお姉さんにお礼を言って、電車に乗りましたギザギザ


今は情報も多く、誰だかわからない人といきなり会うことはないですね。

でも、SNSなどを通じて知り合いになったつもりで、ほいほい出かけていく中学生の気持ちは、この自分の経験も含めてわかります。


こわい思いをリアルに想像するのってなかなかできない

ゲームで死んでもしょせん、仮想世界だし


だから今は、よくあんなことができたなと思いますガーン



さて、家に帰り着いたワタシを待っていたのは親の一言


「勝手なことして!」

隠していたつもりがバレバレ……



その後こってりと絞られたのは言うまでもありませんが、親がいちばん気にしていたのは、ギターの値段でしたショック

アコースティックギターのほうが安いんじゃないか。


もちろん何度も返してくるように言われましたが、アコースティックギターがどうしてもいいという主張にしぶしぶ折れてくれたのです。