きょうは修理ではありません。
ほぼ楽器屋さんのノリです。
前に現在持っている一番古い楽器を紹介したから。
次は一番新しい楽器。
1981年のPlinio Michetti,Torino,1981【プリニオ・ミケッティ】。
この人たしか100歳弱まで生きた人なんです。1981年ではすでに80歳後半ですので本人ではなく工房のものだと思う。きっと「この木を使って...、ああ違う違うそれじゃない」「こうすれば非対称になるだろ..、全部がそうではないが...。」とかお弟子さんにぶつぶつ言いながら作ってたんじゃないかと。
しかし、ヴァイオリン製作家は長生きの人が多い。かのストラディバリウスは90歳くらいまで工房に立っていたと言われてますし。超人が多かったのでしょうか。で
【プリニオ・ミケッティ】
新しいイタリアの楽器。
この楽器一番最後の写真トップの木目、外側で極端に目が細かくなっています。
きっとこの時極端に気候が変わったのかも知れません。
これが音にどのような影響があったかはわかりませんが、興味深いです。
イタリアの楽器。美しいです。