一昨日買った エスグラントコーポレーションの創業者社長 杉本宏之 さんのエスグラント上場から民事再生、そしてそこからの新たな起業の本を読んで感銘するほど刺激をうけました。

自分と同い年で28歳でエスグラントをセントレックスに上場させて当時100億近くの個人資産を持っていたにも関わらずそれらの個人資産資産までも担保入れてに不動産投資を行って、更にはその担保にレバレッジをかけれるまでかけて全てを仕事に全力投資していたっていうね。

当時の会社のバランスシートを見るととても恐ろしいものでリーマンショック手前で負債に対する自己資本比率がなんと3% 要するに97%の負債、自己資本に対して30倍ものレバレッジを利かせていた。

これであのサブプライムの問題からのリーマンショックを直撃したわけだからひとたまりもない。


リーマン破綻の9月13日を挟んで当時不動産関係会社はランドコム ノエル ニューシティレジデンス モリモト HUMAN21 リプラス シーズクリエイト なんかもどんどん経営破綻。

中でもアーバンコーポレーションはエスグラントと同じような不動産流動化証券ファンド事業とかで超レバレッジを利かせた事業形態で投資家のみんなは本当印象の強い会社だと思う。

BNPパリバが300億のCB出資を決めてこれで安泰やぁ とか思ってたのもつかのまでそこからわずか2ヶ月足らずの2008年8月に経営破綻。負債額は2500億円、もろもろあわせると4000億とかいうてたね。

確か戦後最大の経営破たんとか当時騒いでたの覚えてる。

当時株価も本当乱高下でよくトレードしたけどスンゲー売り長の取り組み状態のまま破綻していったのも凄く衝撃的だった。

※結局BNPパリバはスワップ契約でこの流れの中73億の出資しか結果してなかった。


ま、そんな流れの中不動産デベロッパーであり不動産流動化の中心にいた杉本さんのエスグラントも創業から7年強、上場から4年で経営破綻。負債は400億 。個人でも13億の負債を背負っての民事再生。

勿論債権者と株主、社会からは痛烈に叩かれる。生きた心地のしないそんな状況の中においても折れずに前に進み続けたその精神、根性に本当に敬服し そして自分のこんな今のうまくいかない状況な位で凹んでてはいかん。同い年なのにほんまに情けなさ過ぎる!もっと前をみてどんどんやれる事をやっていかにゃぁ!!

と こう切に思ったのでありました。


お疲れ様でした。




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