医療機関の一斉休診日:何の必然性があるのか? | Mad-Guitar木村のブログ

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1966年からのクラシック・ギター狂いの放談

私が住む町田市は木曜日が「医療機関の一斉休診日」。

家内が21日(火)から調子を崩し、22日(水)は何とか仕事に出たものの、23日(木)と本日24日(金)は病気欠勤。
昨23日(木)に医者に行きたかったが一斉休診日で近くの医院は休診、今朝(24日)まで待つことに。

呼吸音に雑音有り、レントゲン撮影に影あり、診断は「気管支炎・肺炎の一歩手前」。
もう一日早ければ、と悔やまれる。

この、「医療機関の一斉休診日」、何のためにあるのだろうか?

業種によって休養日を一斉に定めているものはあるにはある。
例えば、理髪業界。
町田市では月曜日が一斉休養日だった。理髪店に行かなくなって久しいから、今でもそうかは知らない。
理由としては、同業の勤労者がともにハイキング・ピクニックや催し物などの娯楽を楽しむために、同一日に休むようにしている、というものだった。そういう説明を理髪店の店主から聞いた記憶がある。

医療機関も同じ理由によるものだろうか?
医療機関の勤労者とは、看護師や医療事務担当だ。
これらの人々が、個々の勤め先を越えて集うために、今も「一斉休診日」制度があるのだろうか?

昔々の、娯楽が少なかった頃と違い、今は娯楽のネタは溢れんばかりだし、大勢が集うよりももっと個別化しているようにも思う。
時代的には、「一斉」であることはもはや要請されていないのではなかろうか。

「一斉休診日」でも、持ち回りの当番制で救急指定機関はある。市の広報に掲載されてはいる。
しかし、以前に急な痛みで広報を頼りに診療している開業医を探して受診したことがあるが、大概は初めていく地域で、遠かったりする。
一人だったり、家族がたまたま誰も居なかったりすると、遠くであれば行くことさえままならないこともある。

私の家族は内科では2つの行きつけの医院がある。
いずれも歩いても8~12分程度の距離。
この2箇所の医院が、休診日をずらしてくれたら、こんなに便利なことは無い。
それぞれは2日連続で休診してもかまわない。(週休2日!)
サービス性は著しく上がる。

1992年に今のところに越してきて、一斉休診日の存在を知ってびっくりしたことを思い出す。
その前に住んでた相模原市にも同様の制度があったのだろうか?
少なくとも、知らなかった。

他の地域にも同様の「医療機関の一斉休診日」制度はあるものなのか?

とても不親切で理不尽な制度だと思う。