【ニュース】10万円未満の放射線測定器 9種類すべてが不正確 国民生活センターテスト結果 | Mad-Guitar木村のブログ

Mad-Guitar木村のブログ

1966年からのクラシック・ギター狂いの放談

http://sankei.jp.msn.com/affairs/topics/affairs-15420-t1.htm

2011.9.8 23:38
 インターネットで10万円未満で購入できる放射線測定器について、国民生活センターは8日、放射線を照射するテストを行った9種類すべてで正確な測定ができないとする結果を公表した。センターは「食品が国の暫定基準値を超えているかの測定もできない。値を直ちに信頼しないで」と呼びかけている。

 センターによると、テストしたのは中国製とみられる3万~6万円台の9種類。放射性セシウムによる放射線を10回照射したところ、すべての種類で測定値にばらつきがあり、平均値も実際より低かった。また、毎時0・06マイクロシーベルト以下の低線量が正確に測定できなかったため、同0・007マイクロシーベルトに相当する野菜や肉などの基準値、1キロ当たり500ベクレルは測定できないという。

 また、4種類はネット上の広告で「高感度」といった、正確な測定ができると誤解させる表示などがあり、センターは景品表示法違反の可能性もあるとみて、消費者庁に指導を要望した。

 センターには7月末までに測定器に関する相談が391件寄せられた。そのうち122件が「測定値が2種類しか出ない」といった性能に関する相談だった。
====================================================

要は、公的なお墨付き(「認証」)がある製品でないとダメ、ということ。
通信機器の世界ではHomologationという。
公的機関で使用している機器を製造しているメーカーは、同一製品を民間にリリースすればよいと思う。
日本での「認証」でなくても良い。海外の公的機関(IAEAなど)の認証があればよい。
ついでに言えば、公的機関が公表している測定値の「測定条件」も公開すべきだ。同一仕様の測定器を使い、同一条件で皆が測定すれば、信頼性に関する争いは無くなる。