クロス「さぁーて・・・・生存者は他にはいないですかねぇー?ハハハハッ・・・・ん?」
視線の先には幼い子供が倒れている母親の前で泣いている。
それは━━━━・・・・診療所の近くに住むエミィだった。
エミィ「お母さん・・・・起きてよ・・・・ねぇ・・・お母さん・・・・早く逃げないと死んじゃうよぉ・・・・・ねぇって・・・・っ!?」
クロス「あれー?エミィさんじゃないですか。どうしましたか?お母さん倒れていますが・・・」
エミィ「う・・・うわぁぁぁぁっ!!だ・・・誰・・・・あなたは誰・・・・っ!?こっちへ来ないでぇっ!」
クロス「俺ですよ・・・クロスです。怖がらなくても・・・・平気です。」
エミィ「クロスさんは・・・・そんな怖い顔していないっ!人を殺したり、怖い笑い方をしたりしないっ!」
クロス「もしかして・・・・怖いから違うものに見えるんでしょう。安心してください・・・・治療して差し上げます。」
エミィ「ち・・・・近寄らないでよぉっ!!私達を・・・殺すつもりなんでしょ?そうでしょ!?」
エミィは石を投げつけてきた。せめて逃げれないなら・・・・とばかりに沢山なげてくる。
・・・・・・・・そのとき、偶然投げつけられた石がクロスの頭に当たってクロスが正気に戻ったのだ。
クロス「エミィさん・・・・俺から早く逃げて・・・・お母さんは・・・・もう・・・・生きてはいないんです・・・・残念ながら・・・・っ
だから・・・・俺の元から早く・・・・逃げてください・・・・っ貴方には・・・親戚のおじいさんが近くに住んでいるのでしょう?そこに・・・逃げてくださいっ」
エミィ「い・・・・嫌だっ!お母さんも一緒に逃げるの!」
クロス「もう、一緒に逃げることは出来ないんです!お母さんの頭・・・落石で頭を強く打ったらしくて血がなくなり・・・
亡くなられたんです!貴方だけでも・・・この街の・・・少ない生存者なんですから・・・・
命をなくすような行動は・・・・駄目ですっ!俺が他の生存者を・・・探しますから・・・・逃げてっ!」
エミィ「・・・・・分かった、クロスさん・・・・必ず生きて帰ってきてください・・・・・お願い・・・・っ」
クロス「大丈夫です。必ず・・・・生き延びてみせます・・・・」
エミィはその言葉を聴くと、言われたとおりにして親戚のおじいさんの所へ避難しに行った。
クロス「・・・・・・っ、頭が・・・・フラフラする・・・生存者は・・・ほかにいるのだろうか・・・?」
「━━━━誰か・・・・っ助けて・・・・!」
すると、近くの瓦礫に人がいた。足を挟んでしまって抜けられないようだった。
クロス「大丈夫ですか!?今瓦礫・・・・どかしますから・・・っ
・・・・っこのぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおぉぉっ!!」
クロスは渾身の力で瓦礫をどかした。命に別状はないようだ。
「ありがとう・・・・助かった。私の名前はクライン。クロス君はどうして逃げなかった・・・?」
クロス「医者ですから・・・・命を見捨てることは出来ません・・・。それが使命ですから」
クライン「そうか・・・・・とにかく生存者は私達のようだ・・・・」
クロス「━━━━っ・・・・他の方々は・・・・・亡くなったんですね・・・・」
クライン「そのようだ・・・・早く逃げよう。時期にここは焼け野原になる・・・。」
クロス「・・・・・・はい」
2人は近くの山小屋にたどり着いた。
クライン「クロス君・・・・怪我がひどいじゃないか・・・」
クロス「えぇ・・・・ちょっと頭を・・・治療道具の中に・・・・包帯あるのですが・・・・付けて頂けませんか?」
クライン「構わないさ。こんなことになったんだから・・・・・」
クロス「それで・・・・生存者は3人だけとは・・・・」
クライン「軍め・・・・核兵器で戦争しているんだ・・・・」
クロス「核兵器・・・・」
クライン「この話は前に近くで聞いた話だが・・・・内容はあまり分からないんだ・・・」
クロス「そうですか・・・・。」
クライン「夜が更けてきた・・・・そろそろ寝たほうがいいかな・・・」
クロス「そうですね・・・・・・」
そして、2人はさまざまな不安を抱えながら・・・・寝ていった
第2章終了━━━━・・・・・。

