手塩にかけて教育すると、弟子は師を超えられない。師が決めた枠から、弟子は出られなくなってしまうんですね。

弟子は師が作った枠の中で成長し、いつか師を超えるために型破りが必要になります。しかしこれでは成長に時間がかかる。
この変化の激しい世の中で、ゆっくりじっくり育てるというのは時代に合わないと考えてます。

それでは型がいらないかといえば、決してそうではなく、

ある程度の骨組みがなければ、肉はつきません。形にならないです。

いきなり、さあ占ってみてと言われても、「それを教えてほしくて来たんだけど!」って突っ込まれそうです。


実際に教え子を育てるときは

壊しやすい型のみ教えます。たたき台を用意してあげて、それを自分で壊させて、型を作り、さらにそこから型破り・・・と自分のやり方で成長させる。

なので、必要最低限のことだけ教えます。

タロットの意味は限定的ではないので、解釈の幅を利かせながら好きなようにやらせる。

すると自分で解釈を選択する力がつき、どんどん学んでいきます。

自分で分からないことは、どんどん質問してくれます。そのときは答えます。

一方的に情報を伝えても、なかなか学べないんですからね。

自分から沸いてきた疑問じゃないと、ちゃんと知識がキャッチできない。



僕が授業で教えることは、占いの技術よりも、哲学的な、思想的な話が多いです。
物事の考え方とか。それも僕がそう思っているだけで、絶対的な答えではないけれど。

タロットのやり方は本読めばわかるでしょ(本から学ぶ力を身に着けたほうが得をすることが多いし)

それよりももっと大切なことがあるということです。

タロットはコンパスのような道具であり、結果としてアウトプットされる言葉の根幹にあるのは個人の価値観や哲学、人格だったりします。


例えば、浮気なんて許せない!人としてあり得ない!!なんていう占い師がいたら、
どのような結果が出ても、「浮気はしないほうがいい」という結果に執着することでしょう。

でも、なぜ浮気がダメなのか、考えたことないのではと思います。

まず、法律は浮気を禁止してません。離婚の正当な理由となり、慰謝料を請求できるというだけです。

また、人間を殺してはならないとも書いてありません。罰則があるだけです。

世の中に、してはならないものなど、何もないのです。

また資格などもありません。

親になる資格を持たなくても、子供が生まれたら自動で人の親です。

人としておかしい、と感情論でモノをいう人もおりますが

人である以前に、雄と雌であり、生物です。

生物の最大の目的は子孫を残すことで自分の遺伝子を残すことです。


浮気をしないほうが、雄としてどうなん?って思ってもおかしくないわけです。

現実からものを見るのか、理想からものを見るのか。視点が変わると印象も180度変わります。


僕がバランスを常に意識するのは、いろんな視点を持つことで、様々な価値観の人を受け入れようと考えているからです。


この世はすべて嘘でできているんだから。好きな嘘を信じればいい。
そして間違いという道なんてない。選んだ道すべてが自分にとっての正解なんだ。

正解、不正解というのは、事象に対して勝手に個人が張り付けた印象に過ぎない。



話を戻しまして

LINEの電話で授業はしてますが
僕は話したいことを話したいだけ話して、教え子はひたすらノートにペンを走らせてる(音がする)。
話しながら、「あ、俺今いいこと言ったよね?言ったよね!?よし、これブログに書こう」なんて言っているときに限って、ペンを走らせる音が聞こえない・・・我ながらいいこと言ったつもりだったのになぁ、なんて笑いながらやってます。


教え子が僕を占い、言葉に詰まったら、僕ならこう解釈するかなーなんて話す。

それから次は僕が教え子に占う。勝手に学んでね~というスタイルです。


なかなか良い感じに成長してますよ。


ルクスに興味ある方、お気軽に連絡くださいね~。



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