【明日の投資戦略】日経平均は下値は固めているが38500円を抵抗しての推移が続いた。 | 株初心者でもわかる!! ”超越トレード”ー富への道しるべー (Glove Bamboo Co.,Ltd.)

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日経平均は38000円上での値固めをすすめている。

いっぽうで、上値は38500円水準を抵抗にしての推移。

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前日の米株高の流れを引き継いで買いが先行、日経平均は寄り付きから200円超高、9時9分には318.13円高の38529.64円まで上昇した。
ただ、節目38500円を超えたことで到達感が出てきたことから、買い一巡後は急速に値を消した。
しかし、上げ幅を2桁に縮めたところで盛り返すと、以降は38300円~38400円辺りでの一進一退が続き、前場の取引は終えていた。
後場は前場終り(173.86円高の38385.37円)と変わらず水準でスタート、その後は動意に乏しく、狭いレンジでの推移が続いて大引け。
(日経平均の終値は209.68円の38421.19円)。
日経平均は、前日に続き節目38500円近辺で売りに押される展開となり、上値の重さが改めて意識される。
米中協議進展などで安心感は広がってきたが、新規の買い材料に乏しく、38500円水準を上抜けるほどの勢いはなかった。
また、米国で今晩に5月の米消費者物価指数(CPI)、5月の米財政収支が発表されるほか、米10年物国債入札が行われる。
これらを見極めたいと様子見姿勢の面もあったか。
日経平均は38000円上で終了するのは本日で3日目、下値は固めてきた印象にあるが、38500円を抵抗にしているのが現状。
ここで反落した場合、一段と38500円水準がチャート上の関門になるため、早いうちにこの水準を突破しておきたいところ。
その状況下で、今晩の米株市場の動向が明日の後押しになるか気掛かりなところ。
米国では、今晩発表の消費者物価指数(CPI)がコア指数も含め前回から伸びが加速するとみられる。
連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策姿勢への期待は後退へ。
金利高に振れればハイテクを中心に売りが先行しそうだ。
ただ、生産者物価指数(PPI)を控え、過度な下げは抑制されよう。
その他、米中貿易交渉の合意は好材料だが、内容が注視され、積極的な買いは縮小の可能性も。
トランプ政権の高関税政策に関する法的妥当性の論議も材料視されるだろう。

 

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