昨日、きみは買い物に行ったよね。
きみは「チョコレートケーキ」が食べたいって言っていたんだけど、
お目当ての「チョコレートケーキ」は、もう売り切れていて無かったんだ。
「残念!」ってきみはしょげていた。
それで、仕方なく「いちごのショートケーキ」を買って食べたんだよね。
あれ!
きみは全然気づいてなかった!
あれ!
ぜ~んぶ、僕の仕業だったんだよ!
僕に気づいてよ!
あれね!
きみが「チョコレートケーキ」が食べたいって思った瞬間に、
僕が「いちごのショートケーキ!」って大声で叫んだんだよ!
違うでしょ!
そこは「いちごのショートケーキでしょ!」って僕は言ったんだよ。
あ~ん!
きみ、ぜんぜん僕の声に気づかない。
あれ!
だから僕は、「チョコレートケーキ」が売り切れている、あの店へときみを歩かせたんだ!
あれ!
ぜ~んぶ僕の仕業だよ!
あれ!
きみがケーキ屋に行く前に、もう、きみは、「いちごのショートケーキ」を買うことが決まっていたんだよ。
買い物に行く前から、きみは、「いちごのショートケーキ」を買うことが決まっていたんだ!
何故って?
まだきみは気づかないの?
それは、きみがお母さんの誕生日を忘れていたからだよ!
ずっときみのお誕生日をお祝いしてくれたお母さんがいるよねぇ。
いつも「いちごのショートケーキ」でお祝いしてくれていたでしょ。
なのに、きみはお母さんの誕生日を忘れていたからだよ。
あの日のことを何とか思い出してほしかったんだよ!
今度の週末は、お母さんのお誕生日でしょ。
だから、僕が「思い出してね!」ってきみに何度も何度もメッセージを送ってたんだ。
なのにきみは全然きづかなかった。
だから、
僕がきみにケーキを買いに行かせることにしたんだ。
それでも尚、きみは、「チョコレートケーキ」が食べたいなんて思うもんだから、
僕が急いで「いちごのショートケーキ」に修正したんだよ。
僕の意見は、絶対なんだよ。
僕が決めると、きみはそうなるようにできているんだよ。
だって、きみは僕の映像なんだから。
で、今はどう?
きみ、お母さんのお誕生日、思い出した?
今はどう?
僕のきもち、きみに伝わった?
僕はメッセージできみに伝えても伝わらないときは、
こんな形できみに伝えているんだよ!
きみに起るすべてのことは僕が決めているのさ!
「何か、ついてないなぁ~!」
なんて思ったきみ。
僕の愛がまだ全然わからないみいだね。
ところで、今はどうだい?
僕の存在、きみはわかったかな?
僕は、きみの本心だよ!
