子供を読書好きに育てる3つのコツ
小学校1年生の娘は、市営図書館で2週間おきに10冊の本を借りる習慣があります。
2週間かけて読み切るというよりかは、
3日程で一旦読みきってしまい、その後は気に入った本を繰り返し読むという
読書スタイルです。
借りてきた本だけでなく、購入した本も良く読みます。
読書に没頭してしまうので、私はよくこんな言葉を発するほどです。
「そろそろ、きりのいいところでお終いにして、歯磨きしてね」
「ご飯できたから、続きはご飯の後読んでくれる?」
どうしてこんなに読書好きになったのか、
振り返って見ると3つのポイントがありましたので、ご紹介します。
1、寝る前に必ず1冊は読み聞かせ
1歳頃から、ベッドに入り電気を消す前に必ず本を読み聞かせていました。
それまでは、「母乳を与える→眠る」という就寝スタイルでしたが、「ベッドで本を読む→眠る」というスタイルに変えたくて
始めたことがきっかけでした。
1歳が目にする本ですので視覚的な絵本が多かったですが、眠気を誘う前に読み終わってしまうと眠るフェーズに入らない気がして
少し長めの本も読んだりしました。
読み聞かせは「毎日」にこだわって行いました。
実家に帰る時も、旅行に行く時も必ず2、3冊持って行きました。
この習慣のおかげで、娘の生活の中に当たり前のように本がある状態を作ることができたのかな?と思っています。
ちなみに娘が6歳になった今でも、寝る前の読み聞かせは続いて
います。寝る前のスキンシップとして、あとは大人の読み方で
気づきを得られると思うのと、わからない言葉があった時に
その都度聞いてくれるので言葉の理解にも繋がっていると
思います。
2、本を片付けない
自分で文字を読めるようになった4歳頃から、気が向いた時に本棚の本をひっぱり出して読むようになりました。
本に限ったことではないですが、まだまだお片づけは苦手で
ソファの上、机の上、玄関、洗面所などなど、色んな所に本が置きっ放しになりました。
ですが私はなるべく片付けす、そのままにしておきました。
すると、娘が後でその本を目にしたときに読みかけだったことを
思い出し、再び読み始めるのです!
本が開きっぱなしだったり雑に置かれているときは、
折り紙や適当な紙を挟んで本を閉じて置いておきました。
すると「しおり」を覚え、自分で適当な紙をしおり代わりにして
挟むようになりました。
本棚にきっちり戻してしまうと読みかけの物語はそのまま
忘れ去られてしまっていたかもしれません。
単に片付けしきれなかった私の怠けもあったと思いますが、
結果オーライだったと思っています。
3、選んだ本に文句をつけない
5歳頃から、2週間おきに市営図書館に行くという習慣ができました。
それまではよく本屋さんへ行っていたのですが、毎回新しい本を買うとお金がかかるのと、そうなるとたくさん読ませてあげられず困りました。
ためにし図書館へ行ってみたところ、1度に10冊借りられるし、
借りたら返しに来ないといけないのでそのついでにまた借りる、
というルーティーンになりました。
たくさん本を読んできた娘は、小学校低学年向けの本でも読めるようになっていました。
ジャンルとしては「魔法」「お菓子作り」「可愛い女の子」が好きだったので、表紙のイラストやタイトルを見て好みの本を
選んでいきました。
すると、たまに3歳向けの絵本などを選んでくることもあったのですが、「それ赤ちゃん向けだよ〜」と言いたくなるのをグッとこらえて好きなように選ばせました。
娘が興味を持って選んだ本を否定してしまうと、一気に読む気を
失わせてしまうのではないかと思ったからです。
これが、本屋さんで本を買う場合であれば言ってしまったかもしれないですが、図書館で借りる本だったので好きなように
選ばせることができたのだと思います。
まとめ
1、寝る前に必ず1冊は読み聞かせ
2、本を片付けない
3、選んだ本に文句をつけない
いかがでしたでしょうか。
読書をする子は理解力がつき、今後の学びにも必ず活きる力が
身につくと思っています。
少しでもコツを取り入れて頂き、より良い子育てに繋げて頂けると良いなぁと思います。