岐阜県美濃市にある小倉山城跡(おぐらやまじょうし)。美濃市HPによると、「関ケ原の合戦で武功を上げた金森長近が、大野城(福井県大野市)・高山城(岐阜県高山市)に次いで、慶長6年(1601年)に隠居城として築きました。」とあります。隠居のために建てたので、山頂ではなくて山の途中に本丸跡があって、辺りは小倉山公園となっており、駐車場はそこに100台分ほど(無料)あります。写真は隅櫓のあった場所に建てた模擬櫓。
山頂までは10分程度登れば到着。特に急な階段はありません。三階建ての立派な櫓風の展望台があります。なお、公式の御城印はまだありません。
展望台からの景色はなかなかきれいで、すぐ下に見える赤い橋は、現存する最古の近代吊り橋(やや複雑な表現だ!!?)として重要文化財となっている「美濃橋」。反対側は城下町で、こちらは「うだつのあがる町並み」として、現在は城址よりも有名です。
「金森長近公」の菩提寺、「清泰寺」(せいたいじ)は徒歩5分。いくつかのお堂が立ち並ぶ結構デカイ臨済宗のお寺で、金森長近を祀る金森大明神があるほか、奥には古いお墓(市文化財となっていたが、ようわかりませんでした)がありました。
こちらが金森長近を祀る金森大明神、と本堂
横にあるお堂?、その奥に古いお墓群。
一応久しぶりに「うだつの上がる町並み」へ行ってみます。車で1分。駐車場は2時間以内100円。町からはもちろん、小倉山が見えます。文化財級の家がいくつか残る街ですが、食べ歩きとかできるところが無いぶん、すいている感じです。