これまでに多くの仏塔を訪れてきましたので、この辺りでまとめてみます。まずは国宝の三重塔、2018年現在13基あります。
1.法起寺(ほうきじ):<奈良県>日本最古の三重塔であり、世界遺産。飛鳥時代建立。オーソドックスな形ながらもごちゃごちゃしていないので綺麗な塔ですよね。法隆寺からちょっと歩くので、人が少ない世界遺産。おすすめ度★★★★☆
2.薬師寺東塔(やくしじとうとう):<奈良県>奈良時代建立の世界遺産。日本で最も美しいと言われる塔ですが現在工事中です。フェノロサは「凍れる音楽」と絶賛したという。美しい旋律を造形したような塔ということでしょう。おすすめ度★★★★★
3.4.当麻寺西塔、東塔(たいまでらさいとう、とうとう):<奈良県>奈良時代~平安時代建立。対で残る古塔としては国内唯一。遠くから見るときれいです。なおこちらも現在修理中。こういうところって、一度工事が始まると長いんですよねー。おすすめ度★★★★★
5.一乗寺(いちじょうじ):<兵庫県>平安時代建立。塔身部の逓減率(初重から三重に向かって小さくなる率)の大きいことが特色。お寺は西国三十三か所二十六番。あんまり綺麗に写真撮れなかった。おすすめ度★★★☆☆
6.浄瑠璃寺(じょうるりじ):<京都府>平安時代建立。本堂とは庭を挟んで対面にある赤い塔。高さ16mは国宝三重塔の中で一番低い。おすすめ度★★★★☆
7.大法寺(だいほうじ):<長野県>南北朝時代建立。通称「見返りの塔」と呼ばれるように、訪れて帰る人が何度も見返すほどの美しい塔ということです。おすすめ度★★★☆☆