久々の超B級スポット。珍スポットマニアの間では余りにも有名な関ケ原ウォーランドに行ってみました。「珍スポット」と呼ぶには失礼な真面目な歴史資料館ですが、公式サイトにも「珍スポット」って書いてあるんで仕方ありません。駐車場は広くて無料。しかし思ったより人も車も多めでちょっとびっくり。

かの浅野祥雲氏のコンクリート像が200体以上あるという、ものすごいところ。入口の横に、関ヶ原合戦でなくなった霊を慰めるための寺「宝蔵寺」というのがあって、いきなり祥雲氏の観音像が目に入ります。

入場料は500円。中へ入ると多くのコンクリート像が実にリアルに合戦を再現してます。面白い!夜や暗い日はちょっとコワイだろうし、心霊スポットと言われるのも納得。あじさいがちょうど見頃ではあるものの、雑草が生い茂ってそれはそれでまたリアルと言えばリアルなのか・・。

最近塗り替えしたみたいで、彩色者の名前(子供?)なんかがこの像なんかにも書かれていますけど、この辺のはどうなんだろう・・・。こわーっ!ちなみに像は触れないほうがいいですが、どこまでも近づくことができるので記念撮影も可。

ちゃんとした室内資料館もあるし、駐車場横には大きな売店もあります。多くのテーマパークが姿を消す中、50年以上前にできたこの施設が続いているのは歴史的にはもちろん、美術的な価値もあるんでしょうね。浅野祥雲という人の像は、まだまだこれからも価値が上がってくるんではないでしょうか。