昨年(2013年)12月8日に京都検定2級を受けてきました。そして今日結果の通知が届きました。なんと合格!!!。合格したからこのブログが書けるというもんです。京都検定はいわゆる地元検定でも草分け的存在。毎年5000人も受験します。今回2級は合格率56.1%、平均点70.5点(70点以上が合格)。合格したからといっても特典はJAF程度の割引サービスがあるくらいではありますが・・・最近取った資格の中では合格して一番嬉しかったです

 

 京都には何回も行っているし、かなりの数の寺社も訪れているのだから受けてみようと思ったんですね。京都検定には1級から3級まで有り、1級は2級を持っていないと受けられないので、3級か2級かどっちにするかというところですが、せっかくなので2級を受けました。しかし!これがかなりの難問ぞろい!お寺一つにしても、その特徴はもちろん正式名称、山号、院号、別名、宗派、本尊は知っておかなければならないし、神社は主祭神や祭りなどの知識が必須。ま、四択だし、ここまではなんとかなるとしても、「京都検定」なので「京ことば」「京野菜」「伝統芸能」「生活・行事」など多岐にわたるの大変です。京都に住んでいれば・・・という問題も多ですね。勉強は公式テキストと、iPhone(iPad)のアプリ。特にこのアプリはクイズ感覚でちょっとした空き時間にできるので、重宝しました。はじめは正解が20%から30%と散々だったのが、何度もやってるうちに70%、90%となっていくと結構面白いもんです。実際の試験にも効果がありました。
 
 どんな問題が出たかというのは、公式サイトに出ています。たとえば「長岡京から平安京への遷都の際、初代造宮大夫となったのは誰か」とか、「京都・宇治の寺社によって編成された「都七福神まいり」で、弁財天はどこか」などなど。やはりこのあたりはテキストにもあるからいいんです。が、今回「もうダメ」と思ったのが「京都の大学」についての10問があったところ。そんなの知らんし・・・ところがこれが雰囲気だけでなんと全問正解!そしてもうひとつ「京都関連のうた」10問。その中には「チェリッシュのデビュー曲は?!!」なんてのがありました。これはチェリッシュがお隣の県出身なのでかな?知っていて良かったですけど。
 そのほかについては、やはり「自分が訪れたところ」はよくわかりますね。京都では三千院の御札、北野天満宮ではなでると頭がよくなるという牛・・。京都だけではないです。たとえば新島襄が問題にありましたが、この人について詳しく知ったのは会津若松へ行ったとき。それからニュースやテレビのクイズ番組もよく見ておくのが大事です。「今年平成25年、京都市が全国で初めて制定したユニークな条例では「乾杯」はどんなお酒で行うことを提唱しているか」というのは新しいことですし、「童謡まさかりかついで金太郎」の金太郎とはだれか」みたいな問題があり、これはクイズでよく出る一般常識ですわ。答えは「日本酒」、「坂田金時」。もう一つ、最近妻が「みず菜」をサラダでだしてくれることがあり、これが次の問題でハマリました。「葉に深い切れ込みがあり、やわらかくシャキシャキとして歯ざわりが特徴で鍋物にはかかせない。近年は、生でサラダにも用いられることが多くなった京の伝統野菜といえば何か」。結局、人生経験がいろいろ生きるのですよね。まさに映画「スラムドッグ$ミリオネア」みたいです。
 では今後1級を受けるかというと、これはムリでしょう。1級は四択でなく筆記だし、今回問題の「解答」だけを見たのですが、なんて読むの?という人名、言葉がズラズラ・・。私はここ数年、1年に何か1つ以上の資格を取るようにしているので、代わりにほかの資格か検定を受けたいです。