日本三大桜の一つ、薄墨桜のライトアップが始まったので行ってみました。途中の道はガラガラでも、平日の割にはそこそこの人出、駐車場は半分程度。週末からは荒れ模様の天気予報なので今日しかないかなと思いコペンで約1時間ちょっと走りました。満開まではもうすぐという感じですがさすがに迫力があります。
一応、薄墨観音なるお堂もあります。大正時代に折れた淡墨桜の枝を彫って製作されている聖観音菩薩像が祀ってあるとか。しかしここは桜の木の裏側でライトアップしていないので、写真ではこんなになります。臨済宗妙心寺派のちゃんとしたお寺。
ところで桜の公園というのは至るところにあるので穴場というとキリがないのですが、私が思う岐阜県の穴場はここ。笠松町の「奈良津堤」。いいところは、①駐車場があってそれほど混んでいない。②駅からも近いし、目の前に名鉄が走り絵になる ③ライトアップもあり、屋台もある。④木曽川沿いの港公園は昼間きれいだし、バーベキュー場もある などなど。
そしてやっぱりお寺が出てくるんです。堤防のすぐ横、笠松町役場裏手に「福正寺」というお寺があります。一見なんのことはない、ごく普通のお寺ですが、門柱を見るとなんということでしょう!ご本尊は「聖徳太子」作となっています。「弘法大師作の仏像」とかいうのはそこら中にありますけど、ちょっと珍しいのでは?まおっとも、聖徳太子という人は現在でも謎の人物なんですけどね。