先週に戻って高野山の続きです。高野山の中心部分となる壇上伽藍。ここに金堂をはじめ堂塔が立ち並んでいます。その中でも最も目を引くのが根本大塔。巨大で色鮮やかな塔は、内部もすごくて、大日如来像を中心に真言密教の世界が表されています。
しかし私が気に入っているのはなんと言っても西塔。これほど圧倒される塔は初めてです。大きくて色も渋く、見上げると迫ってくるような迫力さえ感じます。これは即刻重要文化財にすべきだ!・・と思ったら既になっていました。
対して東塔は、少し小ぶりで優雅な塔。デサイン的にはこれが一番かも。向こう側に見えるのが大塔。
金堂、中には仏像群は見られません。
国宝の不動堂
それから、もう一つ「塔」があります。実際には経蔵ですが、相輪もあって塔のかたちをした少し珍しいものですね。