スマイル中国語教室のブログ

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皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 今週は北京旅行記の最後、第14回目として北京グルメ(北京ダックの全聚徳、宮廷料理である満漢全席、涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ))について紹介いたします。

(1)北京ダック
 北京ダックは、元々杭州の名物だった鴨料理が北京で宮廷料理として採用され、貴族たちによって食べられていた料理です。アヒルに水アメを塗り、丸ごと窯で肉が飴色になるまで焼き上げます。

 有名なお店は全聚徳で宮廷料理だった北京ダックを一般に広めました。全聚徳では昔ながらの掛炉で40分かけて炙ります。日本とは異なり、皮だけでなく、肉もついてきて食べ応えがあります。

 

 

(2)満漢全席
 満漢全席とは、かつては歴代皇帝のために作られていた料理で、清朝の乾隆帝の時代から始まった満族の料理と、漢族の料理から選りすぐりのメニューを揃えた高級宮廷料理です。「医食同源」の考え方を取り入れ、あっさりと上品な味付けが多く、アワビ、フカヒレ、ツバメの巣などの高級食材を用い、美しく細工に彩られています。歴代の皇帝たちは、贅の限りをつくした宮廷料理に舌鼓を打っていました。特に西太后の時代には数日間かけて100種類を食べたと言われています。一説によると彼らの食事代は現在の価値に換算して毎日数百万円越える料理を食べていたと言われます。

 現在残る宮廷料理は清朝滅亡の際、宮廷の台所・御前房を離れた料理人たちによって伝えられたものです。現在は当時の皇帝が食べていたような高級宮廷料理は食べられませんが、身体にもよい、味も美味しいお手軽な宮廷料理なら北京でも食べられます。

 

 

(3)涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ)
元々はモンゴル帝国の皇帝フビライ・ハンが、中国統括の戦の際に好んで食べたことがきっかけで広まったといわれています。

 北京の火鍋は「涮羊肉」とよばれ、羊肉は羊の後ろ脚のあたりの霜降り肉を厳選したものです。薬膳スープに羊肉のスライスをしゃぶしゃぶして胡麻だれをつけて食べます。食べる順番としてはまず胃袋を入れ、それから普通の肉、野菜と鍋に入れた後に最後は麺で仕上げです。

 

 

 4か月に亘って連載させていただいた北京旅行記はき次週からは広東省の開平の旅行記となります。よろしくお願いします。

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