東京都心でも大雪が降るのがほぼ間違いないと予報されていた金曜の夜、「よし、じゃあ土曜は家にこもってDVDでも見るか」と思ってツタヤに行ったら、レジカウンターには大行列が。
人間、いや日本人、みんな考えることは一緒だね。
「明日は家にこもるぞ」という気合(?)が行列の人の表情からビンビンに伝わってくる。
苦笑交じりで店内を物色していたら、キョンキョンのパッケージが目に留まる。
西原理恵子のマンガ原作を実写化したやつだ。
最近、大作と呼ばれる洋画ばかり見ていたし、たまには軽いのを見るか、と思い、手に取った。
主人公のサイバラ役が小泉今日子、サイバラのダンナの鴨ちゃん役が永瀬正敏。
キョンキョンと永瀬氏は元夫婦だったんだよね。
元夫婦に夫婦役をやらせるって、そういえば一時メディアでも話題になってたのをこれ見ながら思い出したけど、悪趣味だな~(笑)。
タレントさんて大変だね。
おれも離婚経験者だけど、元の女房と一緒に仕事することなんて、その機会さえあるまい。
そういえば、タレントではないけれど、知り合いのバンドで、ヴォーカリストとギタリストが元夫婦っていうのがあるのを思い出した。
どんな心境でやってるのか、想像もつかん。
キャスティングのゴシップ感が気になってしまって、映画にはあまり集中できなかった。
西原原作の映画だから、もっとギャグでどっかんどっかん笑わせられるかと思ったけれど、結果的には「ほっこり」した物語になっていた。
映画を見た全体的な感想としてはひとこと、「まあ平均点」。
平均点な映画をいちいちなぜ記事にするかというと、キョンキョンの演技についてぜひ叫んでおきたいことがあるからだ。
それは・・・
「あまちゃんの春子さんと全く同じ」
いいとか悪いとかではなく、春子さんにしか見えなかった。
これはおれのあまロスがまだ続いてるせいだろうか。
キョンキョンの演技の力なのか。
それとも演出のせいなのか。
分からんなあ。
一応述べておくと、あまちゃん関連では、古田新太と安藤玉恵が共演しておりました。