えー、今回は満を持しての記事であります。

ずばり、「外山恵理をDIGからはずせ!」です。

とはいえ、人の悪口をブログ上だけで叩くのは、不正義な気がする。

それで、直接DIGにメールを送りました。

そのメールをそのままここに転写します。


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はじめまして。
○○(筆者注:おれの本名)と申します。
アクセスの後番組として始まったDIG、番組開始当初から月・火・金曜日のみ楽しく拝聴しています。
裏を返すと、水・木は聴いていません。
不愉快なのです。
今日試しに、久々に水曜DIG 冒頭から聴いてみましたが、やはり不愉快で、ラジオのスイッチを切りました。
その理由はずばり、外山アナです。
藤木さんとしゃべるのを完全に億劫がってるのが伝わってくるのです。
人間ですから、個人的な好き嫌いはもちろんあってしかりですが、それを放送にのせるのは、プロとして完全に失格だと思います。
それを説明するためにまず、荒川強啓デイキャッチにレギュラー出演もされている社会学者の宮台真司さんの著書から一部引用させてください。

欧米には社交術の伝統がある。自分をAとし、他者(たち)をBとする。Aの社交術というとき、AがBの期待を満たすように行動できるかどうかという点には、じつは力点がない。日本人は共同体的なので、このことを全く理解しない。
Aの社交術とは、AがBの期待を満たしうる存在であることをBに示すこと、あるいはそのことによってAにBを受け入れる用意(キャパシティ)があることをBに示すことである。どうみられるかという「体験」ではなく、ゲームに参加する意思を示す「行為」なのだ。
(中略)
だから、相手に喜んでもらえなかったという「体験」に一喜一憂したり脅えたりするのは社交的ではない。ゲームへの参加資格や参加意思を効果的に表明することに成功することこそが目標であり、そのあと相手が自分を「受け入れる」かどうかは単なる結果の話だ。

「この世からきれいに消えたい。 ~美しき少年の理由なき自殺~」 藤井誠二・宮台真司共著 より

私がラジオ番組で最低限必要だと思うもの、それが「よき社交」です。
「よき社交」とはなにか。
引用した宮台氏の文章の中略までの部分がすべてを語りつくしていると思います。
外山さんにはこれが全くできていない。
プロのしゃべり手ならば、どんなに相手のことが嫌いでも、「よき社交」を放送にのせる努力をすべきです。
TBSに限らずいろんな番組を聴いていますが、好きな番組がある半面、つまらない番組もたくさんあります。
好きな番組は「よき社交」ができていて、なおかつ予定調和になっていない面白さがある番組です。
TBSでいえば「小島慶子キラキラ」「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」「鈴木おさむ考えるラジオ」など。
他局で言えばJWAVEの「グルーブラインZ」などです。
グルーブラインZはピストン西沢さんが現アシスタントの中山明日実さんを完全にコケにしていて、社交とは程遠いという意見がありますが、ちゃんと聴けば「よき社交」になっています。
本人は口が裂けても言わないでしょうが、ピストン西沢さん(A)が中山さん(B)を受け入れる用意があることを示すことができています。
おバカな番組内容で人気を博していると思われがちだと思いますが、グルーブラインZの基調にもやはりこの「よき社交」が流れています。
しかし、「よき社交」を基調に、「面白い」番組を作るのはなかなか至難の業なのでしょう。
おおくの「つまらない」番組は「よき社交」をなんとか成り立たせるレベルで止まってしまっているのです。
それでも、「よき社交」があれば、「面白く」はなくとも、不愉快にはなりません。
少なくとも、聴き流すことはできます。
しかし「嫌いな番組」は聞き流しません。
スイッチを切ります。
他局に変えます。
申し訳ありませんが、正直言って水曜木曜のDIGは、その筆頭です。
他の曜日のDIGのパーソナリティのみなさんは「よき社交」をベースにいい番組ができているだけに余計そう感じます。
外山さんのこの放送態度は、ラジオリスナーの新規開拓どころか、現状維持さえ足を引っ張りかねません。
関東で一番聴かれている局であるTBSラジオの番組だからこそ、余計そう思います。
ツイッターなど見てると、彼女の「慇懃無礼さ」を楽しんでる人もいるようですが、私の周囲のラジオファンの間では「外山はダメ」ということで完全に一致しています。
永さんの番組専属としてならば、それなりの役割を果たしているような気がしますが、DIGにははっきり言って不向きです。
番組のコンセプト自体はとてもいいのに、彼女ひとりで番組を壊していると思います。
社内事情や経費の問題など、いろいろご事情はおありでしょうが、外山さんは外すことを本気でかんがえてみてはどうでしょうか?
例えば、局のアナウンサーではありませんが、デイキャッチのアシスタントをなさっている杉浦舞さんなどいかがでしょうか。
「よき社交」ができて、原稿読みもよい。
どんな相手でもどんなDIGテーマでも、いい仕事をする気がするのです。

私はめったにラジオ番組にメールすることはしませんし、ましてやこのようなクレームじみた文章を送り付けるのは初めてです。
ただ、DIGがいい番組なだけに、いちラジオファンとしてどうしてもひとこと言いたかったのです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ちなみにこのメールの内容は、私のブログにも、そっくり転写いたします。
http://ameblo.jp/gugan/
乱文乱筆ならびに長文失礼いたしました。
いい番組作り期待しています。

〒○○○ー○○○○
東京都○○区○○○○ △ー△ー△
(本名)

(メールアドレス)

(電話番号)


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いやあ、ようやく言えた。

本当はもっといいたいことあったんだけど、何とかこのくらいに収めました。

DIGのスタッフの人、ちゃんと読んでくれるといいなあ。

外山ファンからの反論、大いに待ってますよ。