最近続いてるような気もするが、今日もグルーブラインZ のハナシ。

今年の4月から番組アシスタントについている中山明日美は、直前の3月までアメリカでバスケットボールの選手をやっておったそうで、しかも結構な名選手だったそうな。

しかし理由はよくわからんが、バスケのキャリアを捨て、日本でアナウンサーを目指して帰国。

そして最初の仕事が、このグルーブラインZのアシスタント。

ど素人がいきなり、野獣のオリに投げ込まれたわけである。

あすみちゃん(あまりに気の毒なので特別にこう呼んじゃう)はど素人とはいえ、原稿読みなどまだ甘い面もあるが、なかなかカツゼツは良い。

そこいらの局アナにはもっとひどいのがいっぱいいるので、その点では将来期待大である。

声は今どきの娘さんらしいかわいい声ではあるが、さすがスポーツ選手ということだろうか、発声時にボディーが鳴っててとおりがよく、聴いてて心地よい声質である。

しかーし、繰り返すが、初仕事がピストンの相方。

厳しい、厳しすぎる。

今や一児の母となったあの秀島史香でさえ、結局最後までピストン西沢の猛毒攻撃に対処しきれたわけではない。

そこに放り込まれたど素人のあすみちゃんである。

昭和プロレスに例えると、新人レスラーのデビュー戦がアントニオ猪木とのシングルマッチで、しかもそれを毎日連戦させられるようなものである。

ピストンの容赦のなさは放送を聴いているひとにはおわかりだろうが、あすみちゃんに対しても、「バスケをやめたの後悔してるでしょ?」「来年の4月にまだここにいられるかなあ?」などとえげつない攻撃が毎日続いている。

何もわからないかわいそうなあすみちゃんは、いなすこともできない毎日なのである。

推測の域を出ないが、このあすみちゃんの抜擢は、FM局特有の英語アナウンス(じぇいうぇいぶとらふぃっくいんふぉめいしょん等)ができればだれでもよい、という程度だったのではないだろうか。

さらにいうと、できるだけ素人に近いほうがよい、という意向もあったかもしれない。

とにかく気の毒というほかない。

そういえばあすみちゃんは、TBS早朝のデタラメキング(誉めてます)の生島ヒロシ主催の事務所所属であって、「まあ、何とかなるんじゃね?」くらいの軽いノリでJ-WAVEに送り込まれていることは容易に想像できる。

まさしく前門の虎、後門の狼。

でもね、でもね、頑張ってほしい。

ピストンが言うとおり、来年どうなってるかわからないけれども、初仕事がグルーブラインだったということは、今後の人生の(って大げさな)大きな宝になるはずだ。

ぼくは明日美ちゃんを応援しているよ。


お、ヤクルトがまた勝った。