早いもので、5月ももう終わり。去年のこの時期、私は確か・・・・
治験被験者として、抗がん剤治療がゴールデンウィークにスタートし、週1のペースで通院する生活を送っていた。
治療とともに、遺産分割のための家裁の調停もスタートしたのだった。
強欲な法定相続人の一人が、調停を申し立てた。
悪は淘汰されると信じた。が、何もしないで手をこまねいている訳にもいかない。
家裁は、今生活している場所とは遠く離れた都道府県にある。
その当時の私は、がんに痛みがあったため、調子の悪いときは動くことが出来ず、弁護士を代理人とすることにした・・・・・・
なにもかも、始まりは昨年の5月だったのだ。
時の経過に従い、自分が異次元にいるような、おかしな感覚に囚われていった。
自分の言っていることが全く相手に理解されない(主に調停人のこと)、何も伝わっていないようなのだ。
ちょうど、姑と話しているような感覚がリバイバルしてきた。
これはまずいと感じた。次元が勝手に動かされ、取り残される。
夜も不眠の日が続いた。
そのうち、自分の中の生存本能が私自身を規律しはじめた。
1年後の自分を思い描く。思い描いて、それに執着せず、投げ放つ。
瞑想と人は言うかもしれないが、自分的には違う。
自分が静かになれる世界、まるで鏡の如く冷たく澄んだ、みなものような心を持てる場所を私の中に作り、ようやく安定した。
今は夜もぐっすり眠れるし。
願いどおり、虚偽で世の中渡れるとタカをくくっていた悪は・・・・・淘汰されたし。
体調もきわめて良いし。
夫と夫の縁者以外は、天涯孤独になったが、これも私の望んだこと。
今ある私は、私自身が望んだ結果なのだ。
さて、1年後はどうあろうか。