1)車
①ピックアップトラックが多い~アメリカ/日系自動車メーカーが製造発売
シカゴやニューヨークのような都市部ではセダンやSUVが多い印象ですが、
カンザス州では、セダンの比率は比較的少なく、SUVやピックアップトラックが多いと思います。
アメリカの田舎部は、都市部(例:ニューヨーク、シカゴなど)で走っている車種とは大きく異なり、
田舎では、SUVなどの大きな車や悪路に対応可能な車が多く、中でもピックアップトラックは、ウィチタではたくさん走っています。
日本では、現在ほぼ生産していないピックアップトラック。
アメリカでは、ビッグ3をはじめ日本メーカー(トヨタ、日産など)も生産・供給しています。

私の中での代表車種は、以下だと思っています。

F-150(Ford):新旧含めとにかく多いし、よく見る
RAM2500(Stellantis):小さな村の町おこしで使用されたり、ロデオの試合で抽選で当たるなど、評価は堅実
Silverado(Chevrolet)
TACOMA(トヨタ)

その一方、テスラ製EVは、田舎であるカンザス州でも増えつつあります。
ピックアップトラックが多いカンザス州でEVが増えているのは、
セグメントが異なる印象があり、違和感はありますが・・・。

②見た目の悪い車
ここでいう「見た目が悪い」というのは、
車体が、事故や塗装が剥げたことによる錆があっても、修理や買い替えはせずに乗られている車が多い印象があります。
今に始まったことではないかもしれませんが、
ある意味、日本人とアメリカ人の車のメンテナンスに対する価値観の違いをわかりやすく感じることができるのではないでしょうか。
日本では日本人が気にする車体の見た目は、
それと、型式の古い車が長期間乗られている印象があります。
ただし、「クラシックカー」は除きます。パレードでたまに見かけますが、非常によくメンテナンスされています。

③長時間運転の基準が違う
長時間運転というと、皆さんは何時間くらいを想像されますでしょうか?
アメリカに来る前は、私は正直、2時間も運転したら自分の中では長時間運転でした。
軽自動車を運転していたせいか、1時間運転したら、もう休憩したくなりましたし、実際に休憩していました。
それでも、神奈川県から山口県まで、自家用車で運転したことがあります。

肌感覚的な意見ですが、アメリカ人の長時間運転は、片道24時間くらいではないかと思います。
7~8時間くらいの運転時間であれば、「じゃ、車で行くか」という判断をするアメリカ人が多い印象があります。
私が話したアメリカ人に限りますが、聞いた限りの最長運転時間は、片道20時間(ニューメキシコ州からカンザス州)。
飛行機は、航空券代が高いという要因はあるのでしょうが、
仮に、飛行機で目的地に向かったとして、乗り継ぎがあると移動時間がかかりますし、
車で移動せざるを得ない目的地が圧倒的に多いこともあり、トータルで車がよい、という判断になりやすいと思います。

アメリカに来てから私の最長運転時間は、片道6時間、ウィチタからダラスです。
ダラスは大都市ですが、都市圏がかなり広いので、実際に車があったほうが便利でした。
それ以上は・・・ちょっとしんどいです。

2)貨車~旅客鉄道がほぼ通っていない
アメリカは、貨物鉄道(以下、貨車)網が比較的多い印象です。
旅客鉄道は、特に中西部は極めて少なく、ウィチタに旅客鉄道は通っていません。
ですが、踏切は存在し、すべての線路は、貨車用です。

ちなみに、旅客鉄道の最寄り駅は、北東のカンザスシティか、南のオクラホマシティで、
車で2、3時間の距離を運転しないと見ることができません。

個人的な意見(前任者の受け売り含む)としては、
中西部の発達は、農業の発達と密接な関係があり、その農業の発達を支えていたのが貨車であり、
農畜産物の積み込み拠点として使われていた駅があった町が中心となって、発達したと考えています。

なので、カンザス州周辺の鉄道沿いの小さな町の多くには、駅舎や倉庫のような名残があります。

その社会構造が、モータリゼーションや航空網の発達により、鉄道のある町が必ずしも大きい街ではなくなりましたが、
現在でも、経済的かつ場合によっては、環境的な理由で、貨車は「ローテク」ですが、依然広く使用されています。
要は、貨車で運ぶと、安くてCO2排出量が削減できると見込まれています。

あとは、ダラス~ヒューストンの高速鉄道規格に期待したいです。

3)飛行機
そんな中、車以外の移動手段として挙げられるのは飛行機ですが、これは別で書きます。

主要都市~地方都市間のフライトならでは?の困りごとがたくさんありましたので・・・。