俺のルーツはこれだ!#19
軽音楽部に入部したガキな俺は、早速加入したバンドでの初リハを迎えた。![]()
BOØWYのコピーバンドであるが、その頃からプロのドラマー
にリスペクトしてた
俺は、なるべくプロライクにやりたいと思ってた。![]()
そこで、確実に曲を覚え、ドラムの前ではなかなか練習できないから、
シャドウドラム?で、ひざなんかを叩いて万全の状態にしてリハに望んだわけだが、![]()
なかなかまともにリハが進まない。 よく考えれば、18の高校生と変わらないガキが
集まったわけで、でもメンバーはそれなりにできたので途中から形になり始めた。
そして、一ヵ月後、6月だったか? クラブの定期演奏会なるイベントで初
お披露目を迎えた。
なんと楽しいことか!![]()
ステージは大成功。
それまでは一つだけバンドでステージには立ったが相変わらず緊張も無く
音楽できる喜びを再認識ものである。![]()
そのときの俺は、時代もあるのだろうが、人一倍音が大きく、
手の振りや、アクションも大きい叩き方をしてた。![]()
高校生の時みた大物バンドのサポートドラマーをリスペクトしてた為
(俺のルーツはこれだ!#3を参照あれ)
だと思われるが、これが先輩たちにウケた!![]()
そこに、一人の生涯尊敬する大先輩が現れる。![]()
「親のカタキのようなドラムを叩くな!」と言われたのを今でも覚えている。
この先輩にその後の人生を左右するほどのお世話になることになるわけだが
それはまたの機会に詳しく書くことにしよう。 ![]()
アホな俺が今ここでブログを書いてるのは、紛れも無くその大先輩のおかげだからである。![]()
少し話は戻るが、ドラムの音量について、書いてみよう。
その当時は鞭のようにスナップを効かせ、オープンリムショットで
スネアをハイテンションにチューニングし、
鋭く大きな音量で叩くのが流行ってた?
ように思う。 まあ、ジャンルにもよるが、俺はさっきも書いたように、人一倍
音がデカかった。
その当時はウケたしありがたがられたが、![]()
時代が変わり、また世代が進んでくると、プレイするジャンルが
ハードロックやHMから、ポップスなどの大人し目の音楽に変わって
行くと、この音量が非常に、邪魔になってくる。![]()
ひどい時はうるさいドラマーとレッテルを貼られ、起用してもらえない
事態がちらほら出てきた。
ドラムというのは、ある程度しっかり
叩かないと、音もしょぼいし、何といってもきっちり叩けないものである。
力を抜くと、走ったりもたったり、さらにグルーブ感も出しにくい。![]()
この年になると、カフェや、小さな会場でのライブが多くなってくる。
力いっぱい叩いたら、お客様に迷惑になる。
大は小を兼ねると
言うが、いまだにこの小さく叩くのは苦手である。
ドラマー諸氏はどのように思われるかな?![]()
バンドの方は、しばらく出番は無いけど、また近いうちにね!