燃えあがる荒野。
今日で折り返しでした。
本番立ってみて感じる事がどんどん増えていきます。
自分も人として役者としての感覚もまた変わっていきます。
それは社会派という事だからという事ではないです。
作風に影響されてという事ではないです。
僕は僕自身変わりはないので。
今の僕たちの年代や周りで応援してくれる人達からすると尚更に興味や関心が無いと思います。
モダン的な作品というかそういう方が観たいと思うものです。
感情移入もしやすいですし。
僕も素直に頭悪いしそういう感覚なので、わかります。
だから、今回の作品の表向きは今まで観てくれた作品と違い正直取っつきにくい作品だと思います。
僕は台本初めてみた時、何だこれ?読めねぇ。どう読むんだ?これは何だ?どうなってるんだ?でしたからw
ただ、そこの先入観を吹っ飛ばす様な芝居というか今までにない所で戦ってます。
攻撃的というか、刺々しいというか、圧倒的というか、今までを否定する事ではないけど。
そして、とにかく人間的に凄い人達がいる。
そういう役者さんはやっぱり凄いし上手い。
しかも1人2人とかじゃなくている。
そして何よりも、物凄いエネルギーの爆発が起こっている作品であり、僕もそういう役を演じさせていただいています。
最近よくふと頭に過ぎる言葉がある。
『アウェイ』
もちろん、作品に立つ事でホームなのだけど、
今までやって来た事のないことや、知ってる人や、ほぼ初めましての所で戦う難しさ。
みんなもお仕事や学校など直面する事が多いと思います。
スポーツと一緒でわかりやすく例えるとそんな感じの言葉なんだけどw
もちろん、いじめられてるとか、ひどいことされてるとかではないですよw
いい意味でのアウェイ感というか、何もないところから今まで積み重ねて来たものを出す挑戦的な感覚というか。
そこから、どうやって自分の世界を広げながら仲間となってみんなで作品を創っていくか。
その難しさと楽しさが今自分自身がワンステップもツーステップも上に行くために大きな事なんだと実感してます。
正直、今回の作品を一緒に作れて良かった。
森井さんがたまたま自分を見つけてくれて良かった。
巡り合わせ。たまたま奇跡的に起きた出会い。
その中で芝居が出来ることは本当に幸せなことです。
本当にお陰様です。
これからも、謙虚に真摯に向き合って成長していきたい。
こういう作風だから、今回は観るのやめておこうと思ってた人に一言だけ最後に伝えさせてください。
今回の役。別格に圧倒的に凄いよ。
日々、自分にプレッシャーをかけて戦っていきます。
あと5公演駆け抜けます!
劇場で待ってるね😊