派遣社員の労災死、TOTOに6千万円命令

 大手衛生陶器メーカー「TOTO」(本社・北九州市)の滋賀工場(滋賀県湖南市)で2007年5月、作業中に死亡した派遣会社社員西野尾茂信さん(当時39歳)の遺族が「偽装請負状態で働いており、安全配慮義務があった」として、TOTOなどに約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大津地裁であり、石原裁判長は、同社などに約6000万円の支払いを命じた。

 石原裁判長は、西野尾さんとTOTOに直接の雇用関係はなかったが、同社は製造ラインの勤務者を実質的に指揮監督していたとした。

 判決によると、西野尾さんは1993年から工場で勤務。07年5月14日夜、一時停止した水洗トイレの製造ラインを復旧させる際、動き出した機械と支柱に頭を挟まれ、死亡した。

 TOTO広報部は「判決内容を検討し、対応を決めたい」としている。

就活学生の人気度調べ、1位は三井住友銀

 就職情報出版社「ダイヤモンド・ビッグアンドリード」は22日、就職活動中の学生がどんな企業に好印象を持ったのかを調査し、人気度を順位付けした「新卒採用力ランキング」を発表した。 調査は来春卒業・修了予定の大学生と大学院生を対象に実施、1022人から回答を得た。「パンフレット・入社案内」「セミナー・説明会」など6項目について、どの企業の印象が良かったのかを尋ね、回答数が多い企業を集計。その結果、1位に三井住友銀行、2位に日本生命保険、3位に東京海上日動火災保険が選ばれた。 調査担当者は「不況の影響で学生の安定志向が強まり、働きやすさを積極的に広報した企業に人気が集まった」としている。

全日本空輸が、国内に低コストで運営する格安航空会社(LCC)を新設し、関西国際空港を拠点に国際線と国内線の運航に乗り出す方向で検討に入ったことが19日、明らかになった。

 国際線は大手航空会社の半額程度、国内線は高速バス料金並みの片道1万円以下の運賃を目指す。急速に台頭するアジアのLCCに対抗する狙いがあり、早ければ来年度中にも運航を始めたい考えだ。新設する子会社は、ANAとは別ブランドとする案が有力で、国際線は中国などアジアを結ぶ路線が中心になると見られる。

 200人前後の中小型機を利用して短距離を中心に運航頻度を増やし、航空機の回転率を上げる一方、機内サービスは簡素化し、パイロットには外国人を雇用するなどして人件費を抑え、コスト削減を図る。

 施設利用料が安い簡素なLCC専用の旅客ターミナルビルの建設を検討するなど、LCCを積極的に誘致している関空に拠点を置く方針。

 国土交通省は5月にまとめた成長戦略で、日本へのアジアの観光客誘致にはLCCの参入促進が不可欠として、空港の着陸料引き下げや規制緩和などを進める方針を打ち出した。さらに関空の抜本再建策を検討する考えを示しており、全日空はLCCの事業化に向けた条件が整いつつあると判断した。



LCC=Low Cost Carrier(ロー・コスト・キャリアー)の略。機内食を有料にするなど運航経費を削り、既存の航空会社に比べて運賃が大幅に安いのが特徴。国際航空運送協会によると、2009年の航空会社別旅客数では、首位のサウスウエスト航空(米国・1億133万人)、5位のライアンエアー(アイルランド・6528万人)などLCCが上位に入っており、世界の航空輸送市場シェア(提供座席数)の約2割を占めている。

財務省が募集を始めた個人向け3年満期固定金利型国債「固定3」の広告が話題となっている。「国債を持てる男子は、女性にモテル!!…か!?」とのキャプションがあり、5人の女性が「未来のダンナはお金に真面目な人がいい!遊び人はNGです」と語っている。

 広告はリクルートの無料情報誌「R25」に掲載された。ネット掲示板では「次は国債男子という言葉がはやるのか?」などと冷ややかな反応。ツイッターでは「4~5年前に10年国債買ったが、モテる気配が一切ありません」とも。

 会社更生手続き中の日本航空で、2010年度のボーナスについて、一部のグループ会社が、今秋を見込む更生計画認可後に夏冬分の一括支給を検討していることが16日、明らかになった。日航本体は夏冬賞与をはじめ各種手当の支給見送りを決めており、ちぐはぐな対応が露呈した形。リストラ徹底を求める主力取引銀行の反発を招く可能性がある。
 賞与の夏冬一括支給を検討しているのはJALグランドサービス(本社東京)。新千歳、成田、羽田、伊丹、関西、福岡の各空港で手荷物や貨物の取り扱い、航空機の誘導を担っている。
 関係者によると11日の労使協議で、経営側が今夏の賞与支給を見送る見返りとして「更生計画が認可された場合、夏冬まとめて今年度末までに支給する」と説明。労組側が企業再生支援機構や銀行など利害関係者の理解が得られているか質問したところ、経営側は「直接確認していないが、努力している」と答えたという。 
15日午後0時25分ごろ、私立清心女子高校から、「生徒が同級生に刃物で刺された」と119番通報があった。 高校1年の女子生徒(15)が教室で同級生に右脇腹を刃物で刺されていた。女子生徒は病院に運ばれたが、重傷という。 同署員が同級生の女子生徒(15)から事情を聴いたところ、刺した事実を認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。 事件発生時は、2時間目の国語の授業中で、女性教諭が黒板に向かっていたところ、教室の後ろ側が騒がしいため振り返ると、女子生徒が刺されていたという。