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網走と聞くと、おそらく多くの人が「監獄」や「刑務所」を思い浮かべるはずである。網走刑務所も博物館網走監獄も市の観光名所であり、お土産物には刑務所に絡んだ商品が多数販売されている。したがって「網走 = 刑務所」というイメージは決して間違っていない。

・美しき「五翼放射状平屋舎房」

私(佐藤)は最近網走を訪れ、施設の建造物の大半が登録有形文化財に指定されている、博物館網走監獄を訪れた。ここを訪れると、監獄の存在が市の歴史に大きな影響を与えたことがよくわかる。特に世界最古にして最大規模の木造行刑建造物の「五翼放射状平屋舎房」は、時の流れを感じる美しい建物だった。

・1200人の囚人が開削のために

網走監獄はもともと、旭川と網走を結ぶ中央道路開削のために連れて来られた囚人を収容するための施設だった。開削工事のために、1200人もの囚人が収容されていたと言われている。

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・刑務の厳しさ

博物館自体は、旧刑務所の建造物を復元、もしくは再現建築されたものである。25ある建造物のうち、10棟が有形文化財に登録されているのである。木とレンガで建造されたそれらの建物は、歴史を感じさせると同時に、刑務の厳しさを漂わせている。美しい建物ではあるがそれぞれの房は狭いだけでなく、寒さを耐えるに十分な環境であったのだろうか。

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・昭和59年まで使用

ちなみに五翼放射状舎房がこの場所に移築復元されたのは、昭和60年(1985年)のことである。移築される前年の昭和59年まで実際に使用されていた獄舎だ。まさかそんな近年まで、使用されていたとは驚きである。

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網走の歴史を知るうえで、これからも重要な役割を担う施設ではないだろうか。

参照元:博物館網走監獄
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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オリジナル記事: 【網走】天窓の光は受刑者に希望を与えたのか? 監獄博物館の有形文化財「五翼放射状平屋舎房」が美しい
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