私の夫のロンは、マラソンランナーです。
わたしは基本的に運動嫌いで、正直に言えばあまり興味はありません。
夫は走ることについて、目を輝かせて話をします。
給水所や心拍数の変化についても詳しい知識を持っています。
わたしは、以前はずっと、
話題を自分の興味のあるものに変えられるようになるまで、
夫の話を聞いているふりをしていました。
でも最近では、走ることについての夫の話にきちんと耳を傾けるようになり、
さらに、どんなことがあったのかいろいろ尋ねるようにしています。
友人たちに対し、夫の努力や目標をほめて話します。
夫のためにランナー向けの雑誌を定期購読し、
ほかの町でレースが行われるときは一緒に行きます。
シリコンバレー・マラソンではスポーツドリンクを配る役を買って出ました。
いまでは、走るのが好きな夫を後押しするのに自分にできることがないか、
意識的に探すようにしています。
驚くことではありませんが、私の姿勢が変わったことで、
前向きな結果が生まれました。
夫の世界に興味が湧き、意識を向けているふりをする必要がなくなったのです。
ボストン・マラソンにはまだ参加していませんが、
女性向けのジムに入り、楽しく体を鍛えています。
いまでは、トレーニングについての話を、
夫も私もそれぞれがするようになっています。
パートナーの素晴らしさが際立つようにする方法を探すことによって、
こんなふうに楽しいことが次から次へと生まれました。愛情も深まりました。
親切であることはそれを与えた人に十倍も報いてくれるものなのです。
パトリシア・ライアン・マドソン