Lutz血盟親衛隊隊長の紅だ。

よろしく頼む。

我が血盟はLRT大会へ向け、日々戦闘力の向上を目標とし切磋琢磨しあいながら腕を磨いている。


お苑「隊長!おはようございます!」

える汁「おはようございます!!!」

US「おはようでヤンス!」


隊長「うむ、今日も良き日だ。
各々、本日も戦闘力の向上に励むのだ!よろしく頼む」

「はい!」「了解!」「ヤンス!!」


今日も我が隊は活気に満ち溢れておる。

そんな中、突如

反王様よりDMが。



………!


反王親衛隊と


要塞戦!!!



我は悩んだ。


我が隊はまだ新人が多い。


つい先週40名になった血盟で、要塞戦をした事が無いと言うメンバーもいたのだ。

またディスコードを導入したのも先週の事で、レジェンドとの要塞戦で初めて血盟員全員でVCをしたばかりである。

勝敗はどちらの結果だとしてもとても良い経験になるだろう。
我が血盟の成長になる機会、名高い反王親衛隊との戦い、こちらとしてはとても光栄な事である。

しかし、やはり勝負となると勝ちたいものであるのと、果たして我が血盟があの反王親衛隊を満足させれる相手になるのかという心配もあった。



聞けば先週ふぁみーゆ血盟はボコボコにされたと言うではないか


盟主クマの大五郎いわく

「反王親衛隊…恐ろしい

私達の血盟ふぁみーゆは完膚なきまでに叩きのめされました。

完璧に統率のとれた部隊…黒い死神の王…

反王ケンラウヘル…その名を聞くだけで恐ろしい…

もう私達は反王親衛隊とは二度とやりたくないでござる…」


ふぁみーゆ血盟はデカン鯖出身の大血盟で、
統合されたフレヤ鯖でも血盟戦闘力上位ランキングに入る程だ。


そんな血盟の盟主にそう言わせる程の血盟


【反王ケンラウヘル反王親衛隊】


我が血盟員は個々の戦闘力が高い精鋭猛者達である。

多少の戦術もある。

そう簡単には負ける気はしない。


しかし軍としての練度はまだ低く、隊としての訓練も終えてない。


我が
「攻撃班!東門に集結せよ!」

と号令しても、

「祭壇空いてる!祭壇刻印刻印刻印こくいいんんん!」

と言って我先にと走っていくのだ。


さらに今回の要塞戦参加者も40名➕放置参加者2名、合計42名。

とてもではないが勝てる勝算は低い…


だが、そんな状況とは裏腹に我の心は高鳴っていた。


あの反王様と…是非とも手合わせしたい…


そう、我の気持ちはもう決まっていたのだ。



「我が血盟、是非反王親衛隊と手合わせ願いたい。」









【5/5 Lutzvs反王親衛隊 要塞戦】


こうしてLutzの今後の運命を大きく変える戦いが始まった。
 


我らの作戦はこうだ。


戦闘力の質を活かし、大きく三部隊に分け、相手の戦略に対してどうにでも対応できるよう隊を編成した。

そう、我はこれを「八景の陣」と名付けた。
※実際の八景の陣は違います

相手の手に対し、どのようにでも対処できるようにする軍の陣形である。


まずは、
攻撃部隊
盟主ストライク隊
我の紅隊長親衛隊

合計、二部隊!

攻撃の要となる主攻撃の部隊だ。

特に我が親衛隊はメンバーも屈強な猛者達!

百人狩りの殺戮の天使【Asmadi(アスマジ)】(Lutz四天王)

我が軍最強のウォーロード破壊王【レイリー】(リボルト最強の一人)

電光石火の弓神【エムチャン】(Pパラダイスのエース)

新規加入者
我が軍待望のアビスウォーカー【Avis】

(反王様のブログから拝借した)

我が血盟、最強の部隊である!

二部隊までなら相手をできるだろう強さだ。




そして
援護部隊

神速の双剣使い 智将【チャボハッシュタグ】騎士団長(LW血盟のエース)  

治外法権の酒乱【マスオンハッシュタグ】(RD血盟のエース)

韓国料理の【ぽっさむ】(朱雀血盟の副盟主)


援護部隊は的確な判断力が優れる個性あるメンバーにより構成される怪しい部隊である。


チャボに至っては、

統合される前から#ハッシュタグがついていた謎の男だ。



そう、我が血盟の個性豊かな猛者達を覚えて欲しいのもあり、情報を書いておいたのだが…
Lutz血盟とはパアグリオ鯖の各血盟の精鋭猛者達の集いの血盟なのである。
よって各々の出身血盟とは争わないのが我らの心でもある。

援護部隊は
塔の破壊、泉周りと刻印等など動き基本は攻撃部隊に呼応した動きだ。
我との阿吽の呼吸が大事である。



にー、公爵率いる遊撃隊
戦況によって動く部隊だ。


最後に
防衛隊 
我が血盟の
魔女お姉さん【Chai(チャイ)】が率いる防衛三部隊

東門一部隊

西門一部隊

防衛遊軍

の三編成からなり、防衛時最大で三部隊になるように編成した。


終盤の状況によっては防衛1PTが攻撃に回る役割もある。


我が軍、万全の体制だ。
これ以上の戦略は思い浮かばない。

何度も脳内でシュミレーションをし、各戦局で押し切る場面を想定していた。

「よしっ、行けるな。皆の者、遅くまで御苦労であった。感謝する。明日に備えて今日はもう休むとしよう。散!」

八景の陣の弱点をつき、最悪の状況を想定してもほぼ互角くらいの戦場になると見て、一通り資料をまとめたあと、我も休息をとったであった…


しかし、翌日……

我々は地獄を見る事になる。


そして、要塞戦が開始される!



画像を見てイメージしながら見てほしい。

(図①参照)
まずは序盤我が軍は祭壇を取り、そのまま敵祭壇へ突撃!
いい調子だ…と思い序盤戦は先ず有利!


と、思っていた…矢先!


防衛班「ほ、報告!は、反王軍が…いっぱ…うわああああ」

反王軍は魚鱗の陣を組み我が東門に突撃してしたのだ!

くっ、防衛に…いや間に合わぬ…しかしこのままいけば祭壇もとれそうだ…

と、攻撃班は混乱しながらも敵の祭壇を攻め続けるが、数名のカット要員に止められ刻印を止められ足止めをされる!

そこでモタモタしている間に我が東門の防衛塔が折られてしまったのだ!


その後反王親衛隊の大軍が反転し祭壇へ襲撃、我が攻撃班は敵祭壇より蹴散らされ、そのまま刻印されてしまった。


結果を見れば序盤戦は敗北だ。



後日、血盟員から指摘もあったがこの場合は

・敵の祭壇に一~二部隊しかいない
・西門側にも攻めてきてない

という事は、東門に一気に来ている可能性という瞬時の判断をして攻撃班は戻らねばならない。

防衛班の救援要請も重要だが、救援があってからでは既に遅い。
皆がその思考をもてたらより迅速に行動できるのだろう。

我が八景の陣は的確な状況報告と迅速な対応が求められる戦術であった、経験の浅い我が軍ではまだ難しい事に気づけなかった我の責任であった。



(図②参照)
そして祭壇争い二回目

反王軍は確実に刻印をし、我が軍はカットされ続けるという事態に!
反王軍のカット部隊は本当に上手い。
少しでも隙間があろうものならスルリとすり抜けていく!

わずか数名程で、我が血盟の刻印三部隊が足止めをくらうことになったのだ。



(図③参照)
バフ祭壇をとることに躍起になり足止めをくらってる我が攻撃班、その間にガンガン攻めてくる反王軍。

反王軍は前線防衛ラインを我が軍の門前まで押し上げてきた!

これはまずいと思い我が親衛隊は防衛に回った! 

反王親衛隊の門前の死神部隊を撃破せねば!


しかし、反王親衛隊の軍はとにかく統率がとれていて非常に硬い!数人倒したぐらいではビクともしない!

我らの部隊を鶴翼の陣で囲み確実に殲滅してくる!

我が血盟員達は必死で止めるべく、ダイヤ復活を何度も繰り返して門前の死神部隊へ突撃するのであった。


だが……



以上、前編を一度終えるとする


続きは後編で、よろしく頼む。

親衛隊隊長紅