こんにちは。横浜市鶴見区でかわいいお家を建てる工務店「ガーディアンホーム」の佐々木です
今日は犬を買っている人が、家を計画する場合に配慮しておきたいポイントについてです。
ちょっと話がそれますが・・・
我が家でも犬は買っています。愛犬の名前はイタリアングレイハウンドの「たろうちゃん」
ほとんど無駄吠えはしなくて、おっとりと優しく、誰にでも人懐こい可愛いわんちゃんですが・・・
ジャンプ力がすごいので、目を離したすきに、キッチンの上の食べ物を前足で床に降ろして食べてしまう食いしん坊のわんちゃんです
昔の話になりますが、年末の大晦日の日に大掃除も終わり、ゆっくりと紅白でも見ながらお酒でも飲もうかなと思っていたら、子供が放置したアルミホイルに包まれたお菓子をアルミホイルごと食べてしまい、大晦日の夜に救急病院に行き、大変な目に会いました・・・
たろうちゃんは足が細いので、散歩しているとよく小学生から、
「うわっ!!足ほっそ」とか、「ママー!鹿がみたいな犬がいるよー」とか、女子の小学生からは「いいなあ、あんな足になりたい」とか言われます・・・
たろちゃんは、新築時から飼っていなかったので、残念ながら我が家は犬を飼うための設計がなされていません。
(たろうちゃんごめんなさい・・・)
でもこれから家を建てる計画があり、犬を飼う予定のある人は参考にしてくださいね
写真はDIYで作ったたろちゃんの来客時避難スペースです。
それでは、本題に戻ります。
昔は犬は屋外で、番犬として飼われていましたが、最近は屋内で飼われていて、家族と一緒に過ごしている方が圧倒的に多いと思います。
その中で犬にとっても過ごしやすいお家にするには、どんな工夫が必要でしょうか?
新築時に、犬のために配慮したい10個のポイントとは・・・
1:玄関付近に足洗い場を設ける。
屋内犬は散歩後に、足を洗うので、玄関付近に足洗い場があるとよいです。
足洗い場にはリードフックを設けたり、泥で汚れて全身を洗う必要がある場合、お湯が出たり、ドライヤーをさせる電源があるといいですね。
2:体を洗ったりできるトリミングルームの設置。
犬は頻繁に体を洗うのは、よくないですが2〜3週間に1回は体を洗いたいですね。
そんなときに犬の体を洗えるような犬のサイズに合わせたシンクを設置すると、とても便利です。
トリミングルーム内は、汚れてもお掃除しやすいような仕上げ材を壁や床に採用するとよいです。
3:犬がくつろげるためのドックスペースをもうける。
来客時に、お客様をリビングに通したりする場合、犬が近寄らないように隔離する必要があります。
また犬によっては、来客がストレスになることも。
そんなときに、いつもいれていないカートに急に入れたりすると、犬が出してとワンワン吠える場合もあります。
ですので、そんなときに犬もくつろいで過ごせるドックスペースがあるとよいですね
4:床は滑りにくい素材にする。
フローリングは犬にとってはとても滑りやすくて、腰を痛める場合も。
最近は犬が滑らないようなフローリングがいろいろと各メーカーから販売されています。
その他の素材としては、コルクタイル、カーペット、クッションフロアです。
お手入れのしやすさや、耐久性で考えるとコルクタイルがオススメです
5:キッチンに入らせないように工夫する。
うちの食いしん坊のたろちゃんのようにならないためにも
キッチンは犬が入れないように、仕切りの扉を設けるとよいです。
オープンキッチンにしたい場合は、扉があると圧迫感が出ますので、キッチンと同じ高さの引き戸をもうけるとよいですね。
6:階段は上り下りしてもよいか決める。
猫は上下運動が得意ですが、犬は階段が急だと上り下りができなかったり、腰を痛めたりします。
階段を移動させても良い場合は、犬の背丈に合わせた勾配にしたり、床を滑りにくい材料にしたりする工夫が必要です。
反対に階段に入らせたくないようにする場合は、扉を設けたり、最初の踏み板をグレーチングにしたりする工夫が必要です。
7:トイレは目立ちにくい場所にする。
来客から目立ちにくい箇所に犬のトイレがあると、急な来客でも慌てなくてよいですね。
ただし、目立ちにくい場所が便利ですが、トイレ掃除をしたり、犬の健康状態をチェックする必要があるので、飼い主の家族には頻繁に目につくところにあると便利です。
トイレ周りの壁や床は、汚れを落としやすい素材にしましょう。また換気扇が近くにあると便利です。
8:寝床は、家族の雰囲気が
犬と一緒に寝る家族も結構いると思いますが、長時間べったりと一緒に過ごしていると、犬アレルギーが急に発症したりする可能性もあるので、できれば犬とは寝室はわけた方がよいと思います。
寝床は家族の雰囲気が感じ取れつつも、囲まれていて落ち着けるスペースになっているとよいです。
また空調があると良いですが、直接あたらないように、空調の位置を配慮しましょう。
9:走れるスペースがあるとベスト
お家の広さによっては、難しいかもしれませんが、屋外に走れるスペースがあるとよいですね。
お庭の外に出ないようにフェンスやゲートを設置したり、中庭にすると脱走や、周囲への無駄吠えのなくてよいかもしれません。
また家の中にも回遊動線をつくり、床をカーペットやコルクタイルにすると、走りやすくなるので、よいですね。
10:犬に取って、窓は外の景色が見えなくてもよい。
猫の場合、窓から外を眺めてストレス解消になるかもしれませんが、犬の場合、外を眺めると、家族を部外者から守るという犬の性格上、他人や散歩中の犬、鳥などを見る度に吠えるようになり、近所迷惑になることもあります
犬からは外が見えにくいように窓の高さを調整しましょう。
以上、10個のポイントでした
なかなか、全部を叶えるのは難しいかもしれませんが、ある程度優先順位を決めて、愛するわんちゃんに取って、過ごしやすい家となるといいですね。
ガーディアンホームでは、ペットに配慮した住宅も細やかに提案できますので、これから犬や猫と一緒に過ごせる家を計画する方はお気軽にご相談ください
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