こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と世界の写窓からというテーマで

 

オンネリとアンネリのふゆ(2015)

(原題:ONNELIN JA ANNELIN TALVI)

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

★世界の写窓からとは?

 

自由に海外旅行を楽しめたのが、遠い昔の様になってしまった2020年代。

 

今海外は、一体どのような状況になっているのでしょうか…

 

「世界の写窓から」は、そんな世界各地の状況を、映画に写った画像を通して観に行こうというコンセプトで映画紹介をしてゆくシリーズです😊

 

↑本日の写窓は冬のフィンランドです😉

 

 

 

オンネリとアンネリ恩返しをする

 

本作は、2014年に公開された「オンネリとアンネリのおうち」の続編!

 

と言っても前作がヒットしたから続編を作ったといよりは、前作で魔法使いたちによって願いが叶ったオンネリとアンネリが、今度は困っている人を助ける側にまわるという、前作の反対のようなストーリー!

 

 

そんな本作は原作小説も存在する、正統な2人の成長物語なのです😘

 

↑原作の小説には小人の絵!

 

↑そんな本作は、オンネリとアンネリが

 小人の家族と出会う物語なのです😄

 

 

 

アバウトなストーリー 

 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。

 

フィンランドの児童文学『オンネリとアンネリ』シリーズの映画化第2弾。

バラの木夫人から買ったおうちで暮らすオンネリとアンネリのもとに、こびとの一家がやってくる。

ふたりは、悪い人間たちから逃げているというこびとの一家をドールハウスに匿うが……。

監督・脚本は、前作「オンネリとアンネリのおうち」に引き続きサーラ・カンテル。

 

 

 

ん?

 

ちょっと内容の解説が間違ってますね汗

 

 

間違っている部分は、オンネリとアンネリの家にやって来た小人の一家が、悪い人間たちから逃げているという箇所!

 

 

 

ある冬の晩、外を見ていたオンネリとアンネリの家の前に、ミニカーのような小さな車がやって来ました。

 

 

 

車に乗っていたのは、プティッチャネンという小人の一家。

 

彼らは住んでいた木の上の家が、森林伐採によって壊れてしまったので、素敵な家をデザインするばらの木夫人を訪ねて、新しい家を作ってもらおうとしていたのです!

 

↑木の上の家が伐採されてしまいましたあせるあせる

 

 

ですが、彼らが訪ねた家は、前作でばらの木夫人が、オンネリとアンネリに売った家ですので、夫人に会う事はできません。

 

がっかりするプティッチャネンたちにオンネリとアンネリは、隣人のプクティーナとノッポティーナはばらの木夫人の親戚なので、彼らに連絡してもらって、夫人が来るまでは自分たちの家で待っていれば良いと提案しますが、礼儀正しいプティッチャネンの父親は2人に迷惑になると断って家を出てしまいます。

 

↑「ねぇ。ばらの木夫人が来るまで

  私たちの家で待ってたら?」

 「いいえ。お二人に迷惑なるので失礼します」

 

 

ところが直後に人間の車にぶつかりそうになって車を横転させてしまい、車が直るまでの間、プティッチャネン一家はオンネリとアンネリの家に世話になる事にしたのです😊

 

↑家を出た直後に事故に逢って車が横転!

 

 

 

さて、プティッチャネン一家を向かい入れたオンネリとアンネリは、一体どんなおもてなしをしたのでしょうか?

 

それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。

 

↑プティッチャネンの一家は、

 父母、祖母、子供、赤ちゃんの5人。

 さて、どこに住んでもらおうか?

 

 

 

【私の感想】 家を得た二人だから分かる事!

 

皆様がご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作は前作でばらの木夫人から家を買って幸せになったオンネリとアンネリが、プティッチャネン一家のために家を用意してあげる作品!

 

父母が離婚してしまって2人との関係が淡泊になってしまったアンネリと、家族が多すぎて、自分の事を見てもらえないオンネリは、ばらの木夫人から"2人の女の子のための家"を買った事で、今までよりずっと幸せな日々を送れるようになりました。

 

↑素敵な家を得て幸福になった前作の2人。

 

 

 

そんな二人が願ったのは、自分たちが家を得て幸せになったように、プティッチャネン一家にも素敵な家に住んでもらいたいという優しい想い。

 

 

 

そう。

 

素敵な住居は、暮らしいる人の心を豊かにしてゆく。

 

 

 

私見ですが、オンネリとアンネリのシリーズは、次作の「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」でも繰り返し描かれる「素敵な家に住む事で、人の心が豊かになって行く」という、家の大切さを描いた幸福論のような作品ではないかと思うのですが、皆様はどう思われますでしょうか?

 

↑折角プティッチャネン一家に来てもらっても

 人間の道具は使いづらいですよね汗

 

↑でも、ドールハウスに住んでもらえば…

 

 

恐らくですが、原作者のマリヤッタ・クレンニエミさんは、家というものが人々の心に与える影響力を誰よりも知っている方なのだと思います😘

 

↑自分が幸せな家を持てたなら

 次は、他の人に幸せになってもらいましょう😊

 

 

 

 

 

という訳で次回は折角ですので

 

オンネリとアンネリ、魔女になる

 

というテーマで

 

オンネリとアンネリとひみつのさくせん

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

★おまけ★

併せて観たい北欧の女の子映画
「ロッタちゃん はじめてのおつかい」

 

本作の主人公は、スウェーデンの小さな村に住んでいる5歳の女の子のロッタちゃん!

映画の舞台は、彼女の家の近所だけ!
 

スウェーデンの隅っこで撮られた本作ですが、主人公のロッタちゃんの視点で見た「スウェーデンの隅っこ」は、楽しい発見に満ちてある幸せな空間なのです😘