こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
想像力と
ファイティング・ガール
というテーマで
デッド・カーム
戦慄の航海
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
生きる意味を思い出す時
生きる意味を見失っていた人が
戦いに巻き込まれ
忘れていた大切な何かを思い出す
というのは
本当にある事なのでしょうか?
本日の作品は
戦う事など考えた事もなかった
喪失感に苛まれた女性が
誰にも助けてもらえない絶望的な状況下で
生き残ろうとして足掻き続け
忘れていた大切な事を思い出す映画です。
アバウトなストーリー
主人公のレイとジョン夫妻は
交通事故で幼い子を失ってしまいます。
子供を喪失した事で
生きる気力を失ったレイを慰めるため
レイはヨットで長期航海に出て
傷ついた彼女の心を癒す事にします。
↑何もかも忘れて、また元気になろう。
美しく誰もいない海は
ベタ凪(デッド・カーム)状態。
そんな無風地帯で
ダイビングを楽しんでいた時
二人の船の遥か遠くに
全く動いていない船を発見します!
無線にも応答しないので
不思議に思って船を監視していると
その船からボートを漕いで
若い男が二人の船にやって来また。
↑あら。小船がやって来たわ!
その男はヒューイと名乗り
自分たちの船で食中毒が発生してしまい
他が乗組員は死んでしまい
船体にも穴が開いて浸水しつつあるので
助けて欲しいと言ってきます。
とりあえず寝室を用意したジョンですが
ヒューイに船内の物は回収しないのかと聞くと
死体だからけで行きたくないから
船には近づかないでくれと頼まれるのです。
↑ああ。あの船の事は忘れてください。
…なんか不審ですね。
(-"-;A
嫌な予感がしたジョンは
ヒューイが寝ている部屋に鍵をかけて
彼の船を捜索しに行きますが
そこには、惨殺された死体が転がっており
記録されていた映像から
裕福なクルーザーの持ち主たちが
精神異常のヒューイを乗船させたために
殺されたという事が判明します。
急いで自分の船に戻ったジョンですが
異変に気付いたヒューイは寝室から脱出して
ジョンを海に突き落とし
置き去りにして船を発信させてしまいます!
↑寝室の天井を破壊するヒューイ。
彼は、怒ると常軌を逸して何をするか分からない
とても危険な男でした。
さて、異常者と二人だけで
船内に取り残されてしまったレイは
どうなってしまうのでしょう?
そして、人気のない海で
孤立無援となってしまったジョンの運命は!?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑お前のダンナは死んじまうから
今日からお前は、俺の妻になればいいよ!
支離滅裂なヒューイですが
逆らえば、逆上して殺されてしまいます。
こんな絶望的な状況下で
戦う事なんてできるのでしょうか?
助けられなかった後悔が
生み出すチカラ
本作の冒頭に
二人の子供が死んだ状況が描かれますが
その原因は、レイの不注意!
↑雨の日に、子供を同乗させて運転中に…
彼女は事故の時
子供に対して何一つできなかった事に
喪失感と無力感を感じ
生きる気力を失ってしまっていました。
↑映画の冒頭の痛ましいシーン!
…あの子に、何もしてあげられなかった。。
けれど、今回の事件では
ジョンを助けられる可能性は0ではありません。
無線は?
エンジンを停止させて足止めは?
ヒューイを捕まえられない?
それが無理ならヒューイを殺す事は?
今度は、自分が無力だったせいで
ジョンを殺させたくない!
そんな思いで行動するレイは
凶悪なヒューイに対して敢然と立ち向かい
ジョン救出の可能性を
少しずつ少しずつ高めていきます。
↑絶対絶対絶対絶対あきらめない!
愛する人の喪失と後悔を知っている
ファイティング・ガールは
再び愛する人を喪失するくらいなら
命懸けで戦う事を躊躇しないのかもしれません!
↑たとえどんな小さな可能性でも…
私はあきらめない!
と言う訳で次回は
誰かのために戦える?
というテーマで
バード・ボックス
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①もしニコール・キッドマンが
喪失感から抜け出せなかったとしたら?
という仮定に興味がある方へ…
②もしニコール・キッドマンの子供の
死因が夫だったとしたら?
という仮定に興味がある方へ…
③もし洋上より孤独な空間で
喪失と向き合う事になったとしたら?
という仮定に興味がある方へ…
デッド・カーム/戦慄の航海 [Blu-ray]
1,062円
Amazon |