こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日は
 

想像力と
ファイティング・ガール

 

というテーマで
 

イングロリアス・

バスターズ
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。





メラメラ復讐するは我にありドンッ



自分の生きる目的を
 

他者への復讐と定めた場合
 

人は誰でもファイターになれます!





本作は
 

クエンティン・タランティーノ監督による
 

人類の恥ずべき歴史に対して
 

映画の中で加害者たちに復讐していく
 

3部作の中の一作。


↑残り二作は、黒人虐待をテーマにした「ジャンゴ」と

 


↑西部開拓時代の賞金稼ぎたちをテーマにした

「ヘイトフル・エイト」です。




ユダヤ人の虐殺を行い
 

映画をプロパガンダとして利用した
 

ナチスドイツに対して
 

エンターテイナーの形で鉄槌を下すという
 

架空戦記のような映画なのです。


↑ユダヤ人と映画を迫害したナチスに

映画を使って鉄槌だ!





メラメラアバウトなストーリードンッ

 

※本作は、2つの話が交錯する映画ですが

ファイティング・ガールというテーマで

映画をご紹介させて頂く都合

1つのストーリーのみ解説させて頂きますので

ご了承頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

本作においても

 

前回の少女ファニーと運命の旅と同様

 

ドイツ占領下のフランスで

 

匿ってもらって暮らしているユダヤ人が

 

登場するのですが

 

彼らはファニーたちのように危機を察して

 

逃亡する事はできませんでした。

 

 

 

 

 

彼らが隠れている家を急襲したのは

 

ユダヤハンターと呼ばれる

 

ナチス親衛隊のハンス・ランダ大佐!

 

 

 

 

 

一見、温厚な紳士風のランダ大佐ですが

 

実は優しい言葉遣いは

 

冷酷さをカモフラージュするためのもの。

 

 

 

 

 

ランダ大佐はじっくり、ねっとりと

 

ユダヤ人たちを匿っている家の男を尋問し

 

遂には彼らが地下にいる事を

 

自白させてしまいます!

 

↑わざとらしい位、友好的な雰囲気で

相手を追い詰めていく

ものすごくヤな性格のハンス・ランダ大佐。

 

 

 

 

地下に隠れている事が分かった

 

ランダ大佐は…

 

↑あ。ここに隠れていたんだね。

 

 

 

 

 

いきなり部下に銃撃を命じ

 

ユダヤ人たちは問答無用で虐殺です!

 

↑えっ!

 

 

 

 

 

 

…という事は

 

そこにいたユダヤ人は全滅汗

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

危険を察知したユダヤ人たちは

 

ショシャナという女の子を

 

地下壕から逃がす事に成功したのです。

 

↑ドロドロになりながら逃走するショシャナ。

 

 

 

 

 

そして3年後ショシャナは

 

エマニュエルというフランス人名を名乗り

 

伯父の経営していたパリ映画館で

 

ユダヤ人である事を隠して生活していました。

 

↑映画館の女技師として目立たず暮らしていた

エマニュエルことショシャナ。

伯父は彼女に映画館を譲って亡くなりました。

 

 

 

 

 

けれど。そんなある日

 

ショシャナの運営している映画館に

 

ナチスドイツから

 

プロパガンダ映画の上映会をするために

 

映画館を借り上げたい

 

という依頼が舞い込んできたのです!

 

 

 

 

 

ドイツの敗戦が

 

濃厚となりつつあった1944年。

 

 

 

 

ヒトラーは戦意高揚のために

 

イタリアで英雄的活躍をした狙撃兵を主役に

 

国家の誇りという映画を作らせ

 

パリでナチス高官とドイツ軍将校を招いた

 

プレミア上映を企画したのです!

 

↑もっと国民を鼓舞せねば!

英雄をたたえる映画を作って国威高揚だ!!

 

 

 

 

 

最初はユダヤ人である事が

 

バレたのかと怯えたショシャナでしたが

 

映画の主役の狙撃兵が自分に惚れてしまい

 

勝手に彼女の映画館を

 

上映会場に推薦した事を知ったショシャナは

 

軍とナチス党の幹部が出席する

 

上映会を復讐の場にしようと決意するのです!

 

↑いいわ。千載一遇の復讐のチャンス、

喜んでやらせてもらうわ!

 

 

 

 

 

 

けれどショシャナはか弱い女の子。

 

 

 

 

一体どうやってショシャナは

 

映画館で復讐を遂げようとするのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑少女ショシャナが持っているものは

ナチスへの激しい怒りと映画を上映する知識だけ。

果たしてどんな復讐ができるの?

 

 

 

 

 

メラメラ命を賭して行う復讐の凄みドンッ

 

 

 

ショシャナにとってナチスドイツは

 

家族を皆殺しにされた

 

絶対に許す事のできない憎い相手!

 

↑ユダヤ人である事を隠すため

フランス人風のオシャレをするショシャナ!

タバコだってフランスギャル風です。

 

 

 

 

 

そんな相手に復讐できるチャンスなら

 

絶対失敗したくないですよね!

 

 

 

 

 

だからこそショシャナは

 

自分の命がどうなったとしても

 

この復讐をやり遂げ

 

ナチスを全滅させる覚悟を持って

 

上映会を敢行するのです。

 

↑ショシャナの持ち場は上映室。

彼女はまるでネイティブインディアンのように

戦化粧をするのです!

 

 

 

 

 

彼女がファイティング・ガールとなる時

 

BGMとしてかかる曲は

 

「キャット・ピープル」という映画で使われた

 

デヴィッド・ボウイの曲!

 

メチャメチャカッコいい、キャットピープルのシーン!

 

 

 

 

 

一人で死地へ赴く

 

ファイティング・ガールの化粧は

 

復讐の後には

 

自分の命すら必要としていない

 

覚悟の死化粧なのです。

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

折角ですので本作で使われた曲の

 

キャット・ピープル

 

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

合格おまけ合格

 

 

タランティーノ監督の

復讐三部作に興味がある方へ…

 

音譜ヘイトフル・エイトの回はコチラ音譜

 

 

 

復讐するか弱い女の子に

興味がある方へ…

 

音譜ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ

~血まみれの天使~の回はコチラ音譜

 

 

 

実際にあったヒトラー暗殺計画に

興味がある方へ…

 

音譜ヒトラー暗殺、13分の誤算の回はコチラ音譜

 

 

↑復讐をする覚悟があれば、普通の女の子だって

ファイティング・ガールになるのです!