こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

アルカトラズからの脱出
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。 





本作品の注目ポイントを
 

3つ挙げるなら…


注目ポイント①
乾坤一擲は命懸け!




乾坤一擲とは
 

運を天に任せた一発勝負のこと!





「乾」は天、「坤」は地なので
 

勝てば天国、

負ければ地獄の大勝負
 

みたいな意味ですね

ヽ(=´▽`=)ノ






言葉の響きはカッコいいのですが
 

現実の世界で、乾坤一擲に踏み切るには
 

かなりの勇気が必要だと思われます…
 

↑命懸けの大勝負って出来ますか?

 

 

 




本作は、脱出不可能と言われていた
 

サンフランシスコにあった
 

アルカトラズ島の刑務所から脱出した
 

実在の男の乾坤一擲を描いた映画なのです!

 

↑サンフランシスコ湾内のアルカトラズは

海の中にある刑務所!

住民も船もありませんので、たとえ脱獄しても

海を渡る方法がない

脱出不可能な収容所だったのです!





注目ポイント①
地道な過程があってこそ
結果が生まれる!





タイトルからも分かるように
 

本作はアルカトラズから脱出するお話!


↑原題も「ESCAPE FROM ALCATRAZ」です。




もちろんこれは有名な事件!


 

 

 

当時の観客は誰もが

 

主人公がアルカトラズからの脱出に

 

成功する事は知っています!

 

↑実際の脱獄した3人!

 

 

 

 

ですので本作は

 

脱出できたかどうかを描くのではなく

 

一体、どのような方法で

 

不可能だと言われていたアルカトラズから

 

脱出できたのかという

 

脱獄の過程を描く作品となっているのです!

 

↑収監される時は全裸!

何も持ち込むことができないアルカトラズで

どうやって脱獄できたのか?

 

 

 

 

 

アルカトラズの誇りは

 

一度も脱獄者を出したことがない事!

 

 

 

 

 

だからこそ所長のウォーデンは

 

囚人たちの更生には全く興味がなく

 

徹底した囚人の管理によって

 

アルカトラズの不敗伝説を守る事に

 

執念を燃やしていました!

 

↑絶対に脱獄はさせない。

だから囚人たちを徹底的に管理して絶望させる!

 

 

 

 

 

そんなアルカトラズに入所してきたのは

 

他の刑務所で

 

度々脱走を企ててきたフランクという男。

 

↑ベテラン脱走犯のフランク。

 

 

 

 

 

当然ウォーデンはフランクを警戒し

 

所長室に呼び出して

 

脱走は不可能だから諦めろと忠告しますが

 

その時から既にフランクは

 

夢に向かって行動を開始していたのです!

 

↑ウォーデンの執務室で忠告を受けるフランク。

 

↑けれど、その時既にフランクは

ウォーデンの持っていた小さな爪切りを

盗んでいたのです!!

 

 

 

 

おお!

 

(゜ロ゜)

 

 

 

 

 

という事は、爪切りを使って

 

すぐに脱走開始!?

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

 

彼は、脱獄に必要だと思われるものを

 

根気よく少しずつ集めていき

 

0だと思われていた

 

アルカトラズからの脱出の可能率を

 

ほんの少しずつ上げていくのです!

 

↑寡黙なフランクは、看守に逆らったり

暴言を吐いたりする事もせず

黙って必要なものを集め続けていきます。

 

 

 

 

 

フランクが集めたのは物だけでなく

 

収容所で助け合える仲間

 

看守たちからの信用

 

アルカトラズ内外の状況と対策など。

 

 

 

 

 

焦る事も、諦める事もなく

 

フランクは、脱出という乾坤一擲に勝つために

 

あらゆる準備をしていくのです。

 

↑囚人たちの争いに巻き込まれず

信用できる仲間から必要な物資を調達し

少しずつ少しずつ準備し

万全の体制で勝負に臨もうとするフランク。

 

 

 

 

 

さて、そんなフランクの行動は

 

果たしてどんな脱獄を

 

成し遂げる事となったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑海上にあるアルカトラズは

建物の劣化が早く、壁はボロボロに…

けれど、爪切りで削っても

壁を壊している事が発見されてしまえば

計画も破たんしてしまいます!

 

↑だからフランクは

削った場所を隠すために画材を手に入れ

ニセの壁を作る事で

看守たちの目をごまかしていくのです。

 

 

 

 

注目ポイント③
roll or die

(ダイスを振るか死か)

 

 

 

 

フランクは、脱走を決意している男。

 

 

 

 

 

彼は、劇中ほとんど喋る事はなく

 

黙々と、脱獄の準備を整えていきます。

 

 

 

 

 

そのためにはもちろん仲間が必要!

 

 

 

 

入所してから仲良くしていたチャーリーは

 

死の床にある自分の母親に

 

もう一度会いたいという想いから

 

脱獄する決意を固め

 

仲間たちと協力して脱獄の日を迎えます。

 

↑最初の頃から仲間だったチャーリーは

フランクが最も信頼する仲間。

 

 

 

 

もちろん脱出のチャンスは一度だけ!

 

 

 

 

迷いのないフランクは

 

一早く牢獄から脱出して、仲間を待ちますが

 

その時になってチャーリーは

 

逡巡してしまいます!

 

↑こ、この計画。

本当に成功するのだろうか?

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

乾坤一擲の際に邪魔なのは

 

一か八かの大勝負の時に迷ってしまう事!

 

 

 

 

 

 

計画の時は

 

命を賭ける必要はありませんが

 

脱獄をするなら

 

掛けるものは、もちろん自分の命!

 

↑例えフェンスを抜けられたとしても

銃を持った看守もいますし

冷たい海で生き残れる保証はありません…

 

 

 

 

乾坤一擲の時に必要なのは

 

サイコロを振る勇気だけ。

 

 

 

 

 

けれど、サイコロを振らないのであれば

 

敗北が決定してしまうのが

 

一生に一度の大勝負というものなのです…

 

↑1962年にフランクに脱獄されたアルカトラズは

翌年閉鎖されてしまいます。

 

そう。乾坤一擲に負けて

不敗神話を失ってしまったアルカトラズもまた

敗者となったのです…

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回はいよいよ第九弾!

 

縁は異なもの

味なもの

 

というテーマで

 

クライング・ゲーム

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑絵の上手い囚人が

自分の似顔絵を描いているのを知ったウォーレンは

その絵を見て、気分を害して

彼から絵の道具を全て奪って絶望させます!

 

↑畜生、俺をこんな風に描きやがって…!

 

 

↑けれど、そんな狭量のウォーレンに怒ったフランクは

取り上げられた画材道具で

ニセの顔を作って看守たちを欺きます。

 

 

↑驕る平家は久しからず…

 

アルカトラズ伝説に固執していたウォーレンは

私怨で画材を取り上げた事で

輝かしい栄誉を失う事となったのです!