こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

栄光のル・マン
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。





私としての
 

本作品のお勧めポイントは3つ!




お勧めポイント①
実際の70年代ル・マンが
記録されている
映像資料として貴重な作品!





歴史というのは
 

常に前に向かって進んでいくもの。





だからこそ、過去は記録しておかないと
 

次第に分からなくなるです。





本日の作品は
 

実際に1970年に開催された
 

ル・マン24時間耐久レースの映像が
 

そのまま使用された作品。

 


 

 

 

 

本作の冒頭では

 

静かなル・マン町でレースの準備が進み

 

選手や群衆が集まってきて

 

次第にレース開始に近づいていく様子が
 

臨場感たっぷりに伝わって来きます!


↑何もないル・マンの町。

 

オープニングから10分間くらいは

まるで音楽のボレロのように

少しずつレースの準備整っていく様子を

観る事ができます

ヽ(=´▽`=)ノ





お勧めポイント②
カーレーサーの宿命と苦悩!




主人公は歴戦プロ・レーサー
 

マイク・デラニー。







彼はフランス郊外のル・マンで行われる
 

カーレースの出場選手!





ル・マンで開催されるのは
 

同じマシンを1日休まず運転し続ける

 

24時間耐久レース。


↑ル・マンの公道を24時間走り続けるレース。





もちろん同じ運転手が
 

24時間運転できる訳ありませんので
 

ドライバーが交代しながら
 

車だけは24時間ずっと走り続けるという
 

過酷なカーレースです!


↑途中で車にアクシデントが起これば

大事故になる危険なレース!





マイクの所属チームはポルシェ!

 


↑ブルーの車体のポルシェチーム!





ポルシェのライバルチームといえば
 

もちろんフェラーリです!


↑ポルシェVSフェラーリ!

どちらが今年最速の王者なのか?





けれど今回のル・マンは
 

マイクにとって少し気が重いもの。





その理由は
 

直前に別の場所であったレースで
 

マイクの乗ったポルシェが
 

フェラーリの選手と接触事故を起こし
 

相手が死んでしまったから。


↑事故はマイクの責任ではありませんが

気持ちは晴れません…




ル・マンのレース会場で
 

亡くなった選手の奥さんと再開した時も
 

何を言えばいいか分からず
 

気まずい雰囲気となってしまいます…

 

↑旧知の二人ですが、交わす言葉が見つかりません。

 





けれど、マイクの気持ちとは関係なく

 

予定通りレースはスタート!

 

↑始まってしまえば、51台のレースカーは

フィニッシュするかリタイアするまで走り続けます!

 

 

 

 


そう…

 

 

 

 

 

栄光と死が交錯するカーレースは

 

レーサーたちに命を懸ける事を要求する

 

危険な行為でもあるのです!

 


↑命のやり取りをするほど、価値のあるもの?

夫を亡くした妻からの問い。





事前の天気予報によると
 

レースの後半は雨!
 

 

 

 

 

その予報は的中し

 

レーサーたちは危険な豪雨のレースに

 

挑む事になっていきます!


↑前が見えない!スリップする!

車が悲鳴を上げる!

常人には理解できないカーレースの世界!






さて、スピードを競い続け
 

死ぬ可能性もある危険なカーレスに
 

マイク自身はどうして
 

出場し続けているのでしょうか?





そして今回のル・マンは
 

一体どんな結末となるのでしょうか?





それは是非、皆さん自身の目で


ご覧になって頂ければと思います。

↑夜でも全速力!雨でも全速力!

相手より速く走るために命を懸けるカーレース。

マイクは、なぜレースをするのか?

 

 

 

 

お勧めポイント③
全ての才は

道へと通じている!

 

 

 

本作は、クリント・イーストウッド監督の

 

アメリカン・スナイパーという映画に

 

少し似ています。

 

↑公開時、拒否反応を示した方も多かった

「アメリカン・スナイパー」

 

 

 

 

 

アメリカン・スナイパーの主人公は

 

天から射撃の才能が与えらてしまった男。

 

 

 

 

 

高校卒業後する事がなく

 

鬱々と日々を過ごしていた彼は

 

みんなのために働こう

 

という思いで、軍隊に入った後に

 

天才的な射撃の腕がある事が分かり

 

スナイパーに抜擢されます。

 

↑両目を開けたまま、標的を狙える

天賦の才能の持ち主!

 

 

 

 

ですがスナイパーは

 

人の命を奪う事が宿命づけられた仕事。

 

 

 

 

 

ですので主人公は

 

射撃の才能を生かして生きていくか?

 

射撃の才能を捨てて

 

何の才能もない人間として生きるかの

 

選択をする事となりました。

 

↑彼によって救われた命は多数!

けれどそれは、命を奪う才能でもありました…

 

 

 

 

 

マイクたちカーレーサーは

 

常軌を逸したスピードで車を走らせ

 

時に自分や相手の命を

 

危険にさらす可能性のある職業!

 

↑彼らの出すスピードでは

事故が起きたら、彼ら自身も制御不能です。

 

 

 

 

けれどもし自分に

 

レーサーの才能があったとしたら…

 

 

 

 

 

きっと彼ら以外の人もまた

 

レーサーの道を選ぶのではないでしょうか?

 

↑もし車を早く走らせる才能があったら…

 

あなたはレーサーになりますか?

それとも、危険なので別の所業を選びますか?

 

 

 

 

マイクが、訥々と語る

 

 

 

世の中は

苦手なことばかりだ。

だけど運転が得意な者にとっては

レースが人生なんだ

 

というのは、特異な才能を要する

 

全ての職業に就いてる方に通底する

 

究極の回答だと思います!

 

↑我、この道しか生きる道なし。

故に進むに如かず。

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

英雄たちの黄昏

 

というテーマで

 

同じくカーレースをテーマにした

 

グラン・プリ

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作は、カーレースを愛するマックイーンが

私財をはたいて作った

レーサーの心を描いた超名作ですが

エンターテイメント性を好むアメリカではヒットせず

その結果マックイーンは

自分のプロダクションを解散する事になりした…

 

けれど、世界で唯一ヒットしたのは日本!

 

恐らく多くの日本の観客は

本作に描かれている才能を持つ者の道に

共感できたのではないかと思います

 

日本は、技術を愛する人たちの国なのです

ヽ(=´▽`=)ノ