こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
人形たちの夜
というテーマで
ご紹介させて頂ければと思います。
🎃出てくる人形はどんな感じ?
本作に登場するのは
頭がモニターになっているロボット!
一見すると、ちょっと不気味ですね
( ̄Д ̄;;
けれど、このロボットは
映画史上一番やさしいロボットなのです
ヽ(=´▽`=)ノ
👻アバウトなストーリー
主人公のロボットは男の子。
彼は図書館で仕事をしていますが
いつも一人ぼっちです。
↑仕事でも通勤でも一人ぼっち…
彼はアパートで一人暮らし。
↑家に帰ったら、充電して寝るだけ…
仕事→通勤→家→寝る
というだけの暮らしのロボットでしたが
ある日、通勤途中で
女性のロボットと知り合います。
彼女は他のロボットとは
ちょっと違った行動的なロボット。
↑この映画の世界では
ロボットが車を運転してはいけないのですが
彼女は勝手に運転してます!
女の子ロボットが
男の子ロボットに声をかけてくれたので
二人は仲良くなれました!
はじめてのデートして
少し嬉しそうな男の子ロボット!
↑
いつしか二人は
一緒に暮らすようになるのですが…
なんと女の子は
ものすごくドジっ子だったのです!
二人でクラブに遊びに行った晩
彼女は人間に混じってライブで大はしゃぎ。
そして気がついた時には
彼女は左腕を壊してしまっていたのです!
↑床に散らばる彼女の腕の残骸!!
彼女は落ち込んで
非常階段で、しょんぼりしていました…
↑わたしの腕…壊れちゃった
けれどその時、男の子ロボは
大丈夫だよ!
彼女にと向かって優しく言った後
自分の左腕を外して
彼女の壊れた腕につけようとしたのです!
彼女は驚いて止めますが
男の子ロボは、とても優しい口調で
君が直ってくれれば
僕も嬉しいんだ
と言って、自分の腕を無理矢理
取り付けてしまうのです!
↑彼女の腕に男の子ロボがつけられました!
彼女の腕は元通りになり
男の子ロボは彼女と一層仲良くなれました。
↑
良かったですね
ヽ(=´▽`=)ノ
けれど、彼女のドジは
これで終わりではなかったのです
彼女は次々と事故を起し
体の一部を失ってしまいます!
そしてその度に男の子ロボットは
怒る事もあきれる事もせず
彼女に自分の体を提供していくのです。
↑今度は右足が壊れちゃったの?
大丈夫、心配しないで!
その結果、男の子ロボットの体は
なくなっていくのですが
彼はちっとも、辛そうではないのです。
一体、どうしてなのでしょう?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
↑彼女に足を提供した男の子ロボットは
松葉杖になりました…
↑でも、男の子ロボットは嬉しそうなのです。
なんで??
作品を愉しんで頂くために
本作は一見すると男の子ロボットが
ドジな女の子ロボのために
体をどんどん失っていくだけの話ですが
彼の表情を見ていると
彼が失っていないものがある事に
気づいて頂けると思います
彼が失っていないものは
楽しそうな笑顔!
↑クリエイティブな彼女のおかげで
男の子の寒々しかった家もあったかい感じに!
(彼女のクラフトアートのネズミたち)
↑とても楽しそうな二人の部屋。
そして、すぐ戻るわという彼女の置手紙!
↑その手紙を見つけた時の彼の嬉しそうな顔!
(*´∇`*)
きっと男の子ロボットにとっては
彼女がいることによって
もたらされた幸せ
は
自分の体を失ったとしても
彼の人生に
欠かすことができないもの
だったのだと思います。
↑彼女に出合う前の彼の人生…
この感覚はきっと彼に限らず
人間として生きていく上で
一番幸せな事って何なのかな?
という問いを考えた事がある人にとっては
共感できる感覚ではないでしょうか?
大好きな人と一緒にいられるって
人生で何よりも嬉しい事なんだと思います
そんな男の子ロボットを
ハロウィン・ナイトで演じるのなら
中古パソコンの外観をゲット!
後は、目のところをくり抜けば
優しいロボットに大変身なのです!
↑さぁ、優しいあの子を探しに行こう!
という訳で次回は
兵士と戦士のちがい
というテーマで
スモール・ソルジャース
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
本作は、優しい心を描くのが得意な
スパイク・ジョーンズ監督の
童話のような上映時間31分の短編映画!
↑彼の描く「繋がれる人がいないのは寂しい」
という感覚は、次作の
「her/世界でひとつの彼女」でも
繰り返し描かれています
ヽ(=´▽`=)ノ
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