こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
人形たちの夜
というテーマで
チャイルド・プレイ
チャッキーの種
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
🎃出てくる人形はどんな感じ?
本作に登場する人形は3体!
二体は、ご存知
チャッキーとティファニー!
そしてもう一体は…
二人の子どもだったのです!
えっ。
人形でも子供作れるの??
( ̄Д ̄;;
はい。
本作は、前作のラストで
おまけのオチのように登場していた
悪魔の赤ちゃんみたいな
キバの生えた二人の子ども人形が
自己同一性障害に悩む青年となるという
社会派カルト映画だったのです!
↑前作で、バカップルを虐殺した二人は
欲情して関係を持った結果…
↑映画のラストで
黒焦げになったティファニーの胎内から
赤ちゃんが飛び出したのです!
↑本作は、そんな赤ちゃんが成長し
生別れになった、お父さんとお母さんを探す!
というお話なのです。
👻アバウトなストーリー
前作のラストで
痴話喧嘩の末に、お互いに殺し合った
チャッキーとティファニーは
大量の殺人現場に残された謎の人形として
TVで紹介されて人気者となり
操演ロボットとして活躍していました。
↑前作のラストで、皿を洗う洗わないで
殺し合いをした二体は…
↑魂を失って、後ろにコードをつけた人形となって
TVで人気者となっていました!
じゃあ生まれた
二人の子供はどうなったの?
はい。
喋る赤ちゃん人形は
イギリスの腹話術師に拾われて
ピノキオのように働かされていたのです!
↑シックフェイスと名付けられ
腹話術師との漫談を強いられていました…
シックフェイスは、心優しい人形。
自分の腕に刻印された
メイド・オブ・ジャパンという文字を見て
父母は日本人だと思っていましたが
ある日、TV番組でチャッキーを見た時に
同じ刻印があるのを発見し
直感的に、二体が両親だと確信し
腹話術師から逃げ出して
二体に会いにアメリカへと向かいます!
↑あっ!メイド・イン・ジャパン!!
彼が僕のパパだ!
でも、会ったとしても
チャッキーたちに魂はないんでしょ?
ええ。
でも安心(?)してください!
シックフェイスは、生まれた時に
チャールズ・レイの死体と共に埋葬されていた
ブードゥー教の首飾りを持っており
そこに書いてあった文字を唱えた瞬間に
チャッキーとティファニーは
無事(?)復活してしまったのです!
↑ハッ!ここはどこだ!!
↑あら!あたし黒焦げだったハズなのに
キレイになってる!!
復活したチャッキーとティファニーは
自分たちに子供がいたと知ってビックリ!
ティファニーは、子供と暮らすのだから
人殺ししをやめようといいますが
チャッキーは、親子で殺人を愉しもうと
真っ向から意見が対立!
更に、親として改めて名付けようとした時
男なのか女なのかを巡っても
二人は反目し合い
シックフェイスは、自分の性を巡って
心底悩んでしまうのです!
↑決めた!お前の名前はグレンだ。
一緒に殺しを続けようぜ!
いいえ!あなたの名前はグレンダにするわ!
一緒に平和に暮らしましょう
と言っても
どちらの性を選んだとしても
転生する人間が必要!
ですのでチャッキーファミリーは
落ち目のハリウッド女優で
仕事欲しさに、監督と寝ようとしている
ジェニファー・ティリーに近づき
彼女を妊娠させた後で
ジャニファーと監督と生まれて来た子の体を
乗っ取ってしまおうとするのです!
↑ジェニファーは今、チャッキー人形と共演していますので
一緒にいても疑われません。
よし、車に乗り込んで体を乗っ取りに行くぞ!!
さて、頭がクラクラする内容ですが
この映画は一体
どんな結末を迎えるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑ちなみに、落ち目になったり
チャッキーの子を妊娠させられる女優の
ジェニファー・ティリーを演じるはジェニファー本人!
いいの?
👻作品を愉しんで頂くために
本作は、前作に続き
子供も観れるファミリーホラー映画ではなく
マニアが狂喜するカルト作品!
↑なんか…とてもつなくお下品なオープニング!
内容も、残酷なだけでなく
行き過ぎたパロディや悪ふざけ満載で
もはやホラーではなく
ジャンル不明のカルト映画なのです!
…ひょっとして監督が暴走したの?
(-"-;A
いいえ。
なぜならば、本作の監督は
第一作目からずっと脚本を書いて来た
ドン・マンシーニ氏!
ちなみにドン・マンシーニ氏の作品は
チャイルド・プレイだけですので
本作は、チャッキーの生みの親が望んだ
本家本元のチャッキー!
↑チャッキー一筋16年目の初監督作です!
そんなマンシーニ氏が求めていたのは
恐らく、チャッキーワールドの様々な可能性!
3作目までが
観客の望む作品だったとするなら
前作は
ナチュラル・ボーン・キラーズ風
チャイルド・プレイ
↑ミッキーとマロリーじゃないわよ!
チャッキーとティファニーよ
そして、本作では…
ジョン・ウォーターズ監督風の
下品な演出の中に
社会問題を提起して挑発する
チャイルド・プレイ
なのだと思います!
ジョン・ウォーターズ氏と言えば
とにかく下品な内容だけど
あまり真剣に語られない社会問題を描く
カルトな映画監督!
↑ビデオ借りたら、ちゃんと巻き戻して返せ~!
行き過ぎた正義感は許されるか?
(ウォーターズ監督作品「シリアル・ママ」より)
本作は、そんウォルターズ監督のような
行き過ぎた性同一性障害や
セラピーなどに対して挑発的な内容!
なんやかんやで
殺しがやめせれないティファニーが
セラピーに電話をかけると
やらないと決めた事だって
できない日もあります
千里の道も一歩からなので
できない日があっても
気にしないで!
という、素晴らしいアドバイスを聴き
安心して殺し続けます。
↑そうよ。千里の道も一歩から!
思わず殺しちゃう日もあっていいのよね
う~ん。
考えさせられる展開ですね!
けれど、そんなカルトな展開は
当然ですが万人向けではありません!
ですので本作をもって
チャイルド・プレイの続編は休止となり
9年間後に作られた次作では
チャッキーの子供の話はなかった事になり
テイストもカルトな方向ではなく
2000年代以降に隆盛を極める事となった
ソリッド・シチュエーション・ホラーへと
舵を切る事になるのです!
↑僕は男?でも心は女??
ジェンダー・フリーのチャッキーの子供は
グレンとグレンダの間で
分裂症的な精神状態へとなっていきます!
普通の優しい子だったのに
無理矢理ジェンダー問題を押し付けられて
狂っていく子供!
行き過ぎたジェンダー問題って…
と言う訳で次回は
家の中の恐怖
というテーマで
チャイルド・プレイ
誕生の秘密
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑本作が、ジョン・ウォーターズ風だという根拠は
この映画でウォーターズ氏を俳優として
起用しているから!
元々脚本家であるドン・マンシーニ氏は
様々な監督の作風を知っていて
それらの作風とチャッキーの相性を研究して
新作を作っているのかもしれません?
チャッキーとピッタリとフィットするのは
どの監督の作風なのでしょう?